暖かくなったり寒さが戻ったり、いわゆる“木の芽時”ともいわれるこの季節、気候の変動で体調を崩しやすいですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、以前、「自閉症ってなんだろう」という自閉症をテーマにした記事をアップしました。
その際、4月2日は世界自閉症啓発デーでもあることをお伝えしましたが、今回は発達障害啓発週間4月2日~8日にちなんで発達障害についてお伝えしたいと思います。
発達障害特有の症状は大人になって急に発現するものではなく、それゆえに社会生活に適応していくためにも幼少期からの療育が大切だといわれています。
療育ではその子どもの特性に応じ、個別に支援計画を立て、隠れた能力を引き出したり、できることを増やしたり、困っていることに対しては解決するためにどうしたらよりよく生きていけるのかを考え、適切な訓練を受けることで社会生活に適応させていくための支援です。
筆者も最近、療育の場を実際に見学させていただいたのですが、日常生活上の動作や運動機能の習得をするトレーニングのプログラムが組まれていました。
筆者のお邪魔した場所は児童発達支援のクラス(未就学児童対象)でしたが、その他、放課後デイサービス(就学児)の教室もあり、ボルダリングやカームダウンするための部屋が設けられていました。
発達障害を抱える子どもの中には、口頭で説明しただけでは理解が難しいという子もいますが、視覚を通じてアプローチすることが有効とされており「何時までは○○の時間」というボードが貼られていたりと様々な工夫がされていました。
療育は奥が深く、まだまだ学びが足りないなと感じながら帰路につきました。
発達障害についてご興味をお持ちになられたら
「発達障害の二次障害って?」
「発達障害を抱えるお子さんとその親の支援①」
「発達障害を抱えるお子さんとその親の支援②」
「神経発達症(発達障害)とは」
でもお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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