大人の背中を見て育つ

4月に入り早くも1週間が経ちました。
新しい生活に日々奮闘されている方が多いかと思いますがいかがお過ごしでしょうか。
まずは、基盤作りとして規則正しい生活リズムと勉強等のルーティーン化を行っていきましょう。

さて、記事を読んでくれている方は、お子様の学校での人気度について考えたことがありますでしょうか?

筆者は、あまり考えたことが無いのですがどちらにせよ人気があった方がいいに越したことはないかと考えております。

そこで、一つ面白い研究結果がありましたのでご紹介致します。

オランダのマジャ・デコヴィック氏は112名の小学生に対し、クラスの中で最も好きな人と、嫌いな人は誰かというアンケートを取り、その後、各小学生のご家庭にて子供と親に共同でパズルを解いてもらいました。

その際、「親は手伝ってもいいが、親自身はパズルに触れてはいけない」というルールを設けて実施してもらいました。

パズルを解いている最中、子供に対して厳しい声をかけた親を「厳しい親」とし、子供に対して場を和ませるような声をかけた親を「受容的な親」としました。

初めに集計したアンケートと、家庭での親の子供に対する接し方を結び付けて分析したところ、「厳しい親」の子供はクラスでは人気度が低く、「受容的な親」の子供はクラスで人気度が高いという結果になったそうです。

上記は、子供の学校での人気度についての研究をご紹介しましたが、結果のように「親の行動や態度は子供に影響を与えている可能性がある」ということが分かるかと思います。

国立教育政策研究所の報告でも「学校や教師、家族等の直接的要素を媒介して、生徒個人のWell-Being(幸福や健康)に影響を与える」としています。

また、以前ご紹介した「愛着って何だろう」でも、乳幼児期における「母親からの愛着」をもらえない状態が続くと、その後の心身の発達に影響を及ぼすといわれているのです。

このように、子供は意識的でも無意識的でも、大人(見本)の行動や考え方を自分に結び付けてしまい、今後の幸福や健康にまで影響してしまうということもあるのです。

筆者も、幼少期に観ていたヒーローとしての考え方が自分の中での価値観として根付いていますし、中学校時代の担任の先生に言われたことは今でも頭から離れません。

良い行動や考え方であれば子供に対する影響も良いものになりますが、悪い影響も与えてしまうというのは恐ろしいものですね。

子供に対する教育は人それぞれかもしれませんが、子供が「今の自分は幸せ」だと思っていることは、今後の人生においてとても重要な事だと思います。

一度、子供に対する接し方について改めて、考える時間を設けて、読者の皆様のお子様や指導している生徒の未来に繋げてあげるのも教育の一つかもしれませんね。

【参考文献】

  • 世界の最先端が教えるすごい心理学
    総合法令出版株式会社 内田 誼人

 

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