週末はドラマをまとめて見ることが日課となっているのですが、最近、私の好きな海外ドラマをシーズン1からまた見始めました。
お気に入りのそのドラマはFBIの行動分析課の捜査班が犯人をプロファイリングして問題解決に導いていくという話なのですが、ドラマを見ていて、犯人の行動からもしかするとこういう精神疾患があるのではないかなと、一緒になってプロファイリングして自分も捜査班の一員になったような気分を味わっています。
中にはメンタルケア心理士のテキストにも出てくるような強迫症や反社会性パーソナリティ障害などの精神疾患を持つ犯人もいたりして、「思った通り!!」と予想が当たったりすると嬉しくて、ついつい時間を忘れてみてしまうんですよね。
「クリミナル・マインド」という海外ドラマなのですが、このドラマの影響で、行動分析というものに興味を持ちました。
今回は、行動分析について書いていきたいと思います。
行動分析というと、何をするのか。
行動を分析するには、相手の観察が必要になってきます。
何を観察するかというと、視線、表情、口癖、しぐさ、言い間違いなどが対象となります。
皆さんの参考になりそうな身近な例でいうと、「ウソを見破る」ですかね。
おそらく皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、ウソをつくと「視線が泳ぐ」「目をそらす」などいわれています。
また、ウソを見破られないようにあえて直視するといった場合もあるようですので、いつも以上に目をそらさない場合もウソをついている可能性が高いそうです。
あと、身振りや手振りが減ったり、腕組みや脚組みをするのもそうです。
ウソが見破られてしまうのではないかという不安が手の動きを抑えてしまい、拒絶や防御の表れで腕組みや脚組みをしてしまうそうです。
ただ「目をそらすのは恥ずかしいから」「癖で腕組み脚組みをしてしまう」など人の行動には個人差がありますので、全て鵜呑みにしてしまうのは危険です。
こころは目に見えませんが、身体に現れる様々な行動はこころを読み解くヒントとなっているものはたくさんありますので、まずは相手の行動を観察してみましょう。
参考文献
- メンタリストDaiGo「人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム」(扶桑社/2012年)
- おもしろ心理学会「面白いほどわかる!他人の心理大事典」(青春出版社/2012年)
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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