ストレスでおこる病気―自律神経失調症―

私が好きなプロ野球選手が自律神経失調症にかかってしまい一時期休養をしていました。

今は復帰を果たしていますが、また再発するのではないかと心配しながら活躍を見ています。

この自律神経失調症は、ストレスを受けることによりかかってしまう病気です。

身近な病気になりますので、今回は自律神経失調症について書いていきたいと思います。

まずは自律神経がどんな働きをしているのか。

自律神経は、内臓や血管、心筋、分泌腺に分布し、これらの働きを調節している神経です。

自律神経は、拮抗的な作用をする交感神経と副交感神経からなり、循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温、排泄、生殖などの生命維持を個人の意思に関係なく自動的に調節しています。

心臓は自分の意志で動かしたり、止めたりすることはできませんよね?

自律神経が独立して働きをコントロールしているからです。

この自律神経が不規則な生活習慣や過度のストレスなどにより、バランスが乱れてしまうと、身体や心に様々な不調・症状が現れます。

これを自律神経失調症といいます。

自律神経失調症の症状として、倦怠感・疲労感、しびれ、息切れ・動悸、めまい・頭痛、眠れない、食欲不振、胃痛、吐き気など様々あります。

複数の器官で症状があらわれる場合もあれば、特定の器官のみで症状があらわれる場合もあります。

身体が悲鳴をあげている証拠なので、上記のような症状があらわれているようであれば、ストレスを解消したり、生活習慣の見直しが必要です。

まだまだコロナ渦でストレスを受けることが多々ありますので、うまくストレスを解消しながら穏やかに過ごしたいですね。

参考文献

日本臨床内科医会「わかりやすい病気のはなしシリーズ19自律神経失調症」

https://www.japha.jp/doc/byoki/019.pdf


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この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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