[行ってみた]心理療法に触れて個人的に思うこと 前編

この記事を読んでいただいている方の中には、心理系資格の取得を目指される方もいらっしゃるのではないでしょうか。わたしもとある資格取得を目指しています。今回は、その資格取得条件をクリアするために臨床心理の世界に入り込んだ話を書いていきます。※あくまでも個人的感想です。

トータル6日間の実習課程で行われたこの研修は、初日~3日目までは臨床心理学概要を座学にて受講し、残りの4日目~最終日までは心理療法・検査の実践を行ったのですが、はじめから担当の講師に「気分が悪くなったらすぐに退出してください」と言われました。なんでだろう?と思ったのですが、その理由はわりとすぐにわかりました。

 時間の制約上、様々な心理療法・検査の実習がハイペースで進み、箱庭療法、絵画療法、シャドウ(影)についてのエクササイズ、夢分析等、主に自己内省、自己分析するものが多く、普段、思い出したくもない心の深層部分に隠していた意識等、短時間で自分の内面に向き合わなければならず、ひとことでいうと「苦行」でした。なんとなく気分が悪いのは移動疲れだろうな(毎週土日は新幹線に乗り、500㎞先の実習地まで遠征していました)と思っていたのですが、そういうことか、と気づきました。

心理検査を実施する際はテストバッテリーを用い、基本はクライアントに精神的・身体的負荷をかけないために数日に分散して行うことが多いです。が、今回は一体何種類やったのかというほど数をこなしたため、最終日には見当識すら(今週はどこに行ったらいいのか?今わたしはどの県にいるのか?)あやうい状態でした。一緒に研修を受けた方も「仕事より疲れるわ…」と言っていました。クライアントは既に心に負荷がかかっている状態で来所しており、一度に心理検査を沢山行うことで疲弊してしまう恐れがあることを、身をもって実感しました。

後編へ続く

 

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