犯罪を未然に防ぐには?「割れ窓理論」について

最近、テレビや新聞、インターネットなどで犯罪に関するニュースを目にすることが多かったこともあり「犯罪を減らすにはどうすればいいんだろう」と考える機会が増えました。今回は、犯罪を抑止する理論である「割れ窓理論」を紹介したいと思います。

 「割れ窓理論」は、ジョージ・ケリングとジェイムズ・ウィルソンが1982年に発表した理論です。その理論とは、「割れたままの窓ガラスや大量のゴミの不法投棄の放置等、地域の環境悪化を放置していると、当該地域の環境に関心を払っていない、と捉えられてしまう」「その結果、当該地域の遵法意識が薄れてしまい、やがては殺人などの重大な犯罪をも助長してしまう」というものです。

 この「割れ窓理論」の考え方は既に地域の治安改善のために活用されています。実際に治安を改善させることに成功したといわれているのがニューヨーク市の事例です。ニューヨーク市は1980年代より犯罪が多発していましたが、「割れ窓理論」を元に、地下鉄の落書きの修復や万引き、違法駐車等の犯罪の徹底的な取り締まりを実行した結果、殺人や強盗等の重大な犯罪も大幅に減少させることに成功したのです。

 近年は地域のゴミ拾いの活動が再び盛んになっているともいわれますが、環境美化はもちろんですがその地位の治安改善にもいい影響があるといえそうですね。わたしの住む地域では、中学校の環境保全活動の一環として、河川や道路のゴミ拾いが行われています。中学生の頃はただ単に「こんな暑いのに面倒くさい」「どうせゴミとか拾ってもまた誰かがポイ捨てするし…」などと思いながら活動していましたが、大人になった今、積極的に前向きに参加していきたいと改めて感じました。

 

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