夏にかかるうつ病―夏季うつ―

皆さん、暑さで体調を崩していませんか?

先日私も、頭痛や吐き気などの症状が出てしまい、最初は、姪っ子の数学の宿題を見ている時だったので、私の数学嫌いが体にまで反応するようになったかと思っていましたが、明らかに熱中症ですね。

今年の夏は気温も高く、日本の各地で最高気温の記録が塗り替えられていますね。

その上、新型コロナの予防でマスクを着けながら生活をしているため、余計に暑いし、酸欠というか息苦しさを感じることも多く、イライラすることも増えた気がします。

今年の夏は熱中症で搬送される方や亡くなった方も多いと聞きますので、皆さんも新型コロナの予防をしながら、熱中症対策もしっかりしてくださいね。

夏季うつとは

さて、今回は夏季にかかるうつ病について書いていきたいと思います。

夏になると暑さのせいで体調を崩す方も多いのではないでしょうか?

体がだるい、疲れが取れない、寝付けない、寝不足、食欲がない、などいわゆる夏バテといわれる症状なのですが、夏季にかかるうつ病「夏季うつ」も同じような症状が現れるといわれています。

夏バテと何が違うのかというと、夏季うつは上記の症状に加え、特に思い当たるストレスの原因がないのに気分の落ち込みや不安に襲われたり、憂鬱な気分や不安が続いたりなど精神的面の不調が現れるのが特徴です。

夏季うつにならないための対策としては、これは熱中症の対策にもなるのですが、

●暑い外と涼しい室内の移動の繰り返し(激しい気温の変化)を避けること

●栄養のバランスが取れた食事をすること

●睡眠をしっかりとること

上記のことができていないと、自律神経が乱れる原因にもなり、自律神経のバランスが崩れると心身に不調が現れるようになります。

夏の暑さに加え、新型コロナもどうなるのか先が見えず、まだまだ不安を抱えながら生活している方も多いと思います。

調子が悪いと思ったら無理をせず、しっかりこころも体も休めてくださいね。

参考文献


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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