認知症=高齢者の病気ではありません

最近、夜中に目が覚めるとついついスマホでニュースを読むのが癖になっています。

書く記事のネタになるものがないかなと探していると、興味深い記事を見つけました。

「顔写真だけで認知症判定…」気になりますよね。

こちらはAIが顔写真から認知機能の低下を判別するというもので、その正答率が9割という結果が出たそうです。

今後、顔を見るだけで認知症の診断が可能となれば、認知症の早期発見にも大きく貢献しそうですね。

今回は、認知症をテーマに書きますが、認知症でも若年でかかる「若年性認知症」について書きたいと思います。

厚生労働省によると高齢者の7人に1人の割合で認知症になっているそうで、私自身も最近物忘れがひどい気がするので、将来的に大丈夫かなと不安になることがあります。

今はインターネットなどでできるテストもあるようで、試しに認知症予防協会の「認知症自己診断テスト」をしてみましたが、とりあえず今のところ私は大丈夫でした。

一昔前に「私の頭の中の消しゴム」という映画を見て、若年性アルツハイマーという認知症を知って、当時は無知だったので、認知症は高齢者がかかる病気だと思っていましたが、若年者がかかる認知症もあるんだと知りました。

厚生労働省によると、18歳以降44歳までに発症する認知症を「若年期認知症」、45歳以降64歳で発症するものを「初老期認知症」といいます。

私の祖母も認知症で、認知症の症状を間近で見ているので、できるなら自分はかかりたくないです。

若年性認知症の原因となる要因としては、遺伝的なもの(親族で若年性認知症を発症した人がいる)は仕方ないとして、生活習慣の乱れ、アルコールの過剰摂取や喫煙、生活習慣病(糖尿病や高血圧など)など意外と身近にあります。

常日頃から健康管理をしっかりすることが認知症の予防にも繋がると思いますので、心配な人は生活習慣を見直してみましょう。

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参考文献


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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