GABAってご存知でしょうか?

「GABAのサプリメント」や「GABAが含まれているチョコレート」などコンビニなどでもGABAという文字を見る機会が増えた気がします。しかし「GABAって何?」と思っている人も多いはず!

ということで、今回はGABAについて紹介したいと思います。

GABAとは?

GABAは「γ-アミノ酪酸」(gamma-aminobutylic acid)の頭文字をとったものです。
GABAは1950年頃に哺乳動物の脳から発見された成分で、私たちの脳内に存在するアミノ酸の一種です。
今までに医療用医薬品などにも使われてきており、研究がどんどん進められてきました。
それではGABAを摂るとどのような効果が期待できるのでしょうか。次でご紹介したいと思います。

GABAの効果とは?

ストレスを緩和しリラックス効果をもたらします。
ストレスをやわらげて神経をリラックスさせる働きがあることから、「睡眠の質(眠りの深さ)を向上する機能」があることが報告されています。
また血圧を下げる効果もあるそうです。GABAは穀物や野菜などにも多く含まれています。
まずは食事の中からGABAをしっかり摂ることが大切ですね。

睡眠とGABAの関係

GABAを摂ることにより、リラックスしているときに出るα波という脳波が出やすくなります。
そして、副交感神経を優位にさせていくというわけです。
強くストレスを感じると寝つきが悪いと感じたことはありませんか?
そういった興奮状態を GABAを摂ることにより、抑えることができ、寝やすい環境になります。
自律神経はどんな働きをするの?(https://cocoroken.info/autonomic-nerves/)で、詳しく紹介していますので、見てみてくださいね。

まとめ:GABAを摂取して良い睡眠を

GABAには寝つきを良くする効果があることが分かったかと思います。
ここ最近コンビニやスーパーに、GABAが含まれているお菓子があります。
もちろんGABAが含まれている穀物や野菜などから摂ることが理想的ですが、なかなか日常生活で取り入れるのは難しいですよね。
そのようなときは、こういったお菓子類も、糖分に気をつけながら上手く摂ってみてはいかがでしょうか。
夜になかなか寝付けないという方は、リラックスをするために試してみてもいいかもしれませんね!

参考文献

  • こころのサイエンス 自律神経はどんな働きをするの?

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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