突然、末期宣告をされたらどうするか

あけましておめでとうございます。2019年は個人的には、このPCのハードクラッシュによるデータの損失に衝撃を受けた年でした。特にこれから卒論を提出される方、バックアップは最低でも3ヶ所にとっておきましよう…。

話題は変わりますが、新年早々、生と死について考える事案があり、元旦から友人とSNSで語り合ったことが印象に残っています。そこで、人間が死に向かい合う状況になった時、どのような過程を経て受容に至るのかを調べてみました。

アメリカの精神科医キューブラー・ロスが、末期疾患患者の心理的過程を5段階に分けてチャート化したものを『死ぬ瞬間』にて発表しています。まず、致命疾患を自覚した時点【衝撃】から始まり、

第1段階【否認と隔離】「自分のことではない」「違う」セカンドオピニオンを受けるなど

第2段階【怒り】「なぜ私がこのような目に?」怒り、恨み、羨望など

第3段階【取り引き】信仰する対象(神)へ嘆願すれば望み(延命、痛みの緩和など)を叶えてくれるかもしれない

第4段階【抑うつ】自分の病気を否認できなくなり、心身とも衰弱してきた場合、社会的・心身的喪失、夢の現実不可能に見舞われることで抑うつとなる

第5段階【受容】自分の運命だと受け入れ、自分の死をみつめることが出来る

というプロセスがあると論じています。

ただし、受容の段階は決して幸福の段階ではなく、ほとんどの感情がない状態であり、患者は家族を含めた自分をとりまく環境から引き離し、1人きりにされたいと望むとのことです。家族にとっては拒絶と感じられますが、この【受容】とは葛藤しながらもこの心理的過程を乗り越えられた人だけが得られるということだそうです。

この理論はアメリカの精神科医の理論であり、日本人の死への受容プロセスについてはまた異なるそうなので、次回お伝えできればと思います。

参考文献 はじめての臨床心理学 森谷寛之・竹松志乃 編著 1996 北樹出版

 

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