最近、外出をあまりしないので、ネット通販などをよく見るのですが、「あ、安い!」と思ってついポチっと購入ボタンを押してしまうことがしばしばあります。
皆さんもそういう経験があるのではないでしょうか。
果たして、その値引きは本当??って疑いの目で見る人はどれくらいいますかね~
去年末の記事「そのセールは本当にお得?」でアンカリング効果について紹介しました!
このような社会情勢だからこそ、もう一度みなさんにおさらいをして欲しいと思います。
アンカリング効果とは、最初に提示した価格や情報が消費者の購買判断の基準に大きな影響を及ぼす心理効果の一種です。
みなさん、下の絵を見て、どう思いますか??
「29,800円」とだけ書かれているより「49,800円→29,800円」と書かれているほうがお買い得と感じませんでしたか?
アンカリング効果は、心理学や行動経済学では有名な心理効果であり、マーケティングや営業の現場でよく使われています。
上記はマーケティングでの例でしたが、日常生活でもこのような経験をした人いませんか?
例えば友人との待ち合わせの時に、友人が「30分遅刻する」という連絡。
そして友人は、
A:30分後に到着 B:15分後に到着
A,Bのどちらが待たされていた側にとって印象が良いでしょうか?Bですよね!
同じ遅刻でも30分待たされるところを15分で来てくれた!なんて思っちゃいますよね。
遅刻するのは、なるべくなら避けたいですが、もし待ち合わせに遅刻しそうなときは、少し余裕をみて連絡をするようにすると、好印象を持たれるかもしれないですね!
このように日常には、様々な心理学の知識が使われているってわかりますね!心理学の知識をちょっとしたビジネスや日常生活に使ってみたり、気にしてみてはいかがでしょうか。
参考文献
アンカリング効果 ~行動経済学①~
https://note.com/refereedogso/n/nb3551beb1beb
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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