自殺の連鎖~ウェルテル効果~

ゴールデンウィーク明けに明るい話題について書こうと思ったのですが、休みの間に俳優の渡辺裕之さんがお亡くなりになられたり、つい先日もダチョウ倶楽部の上島竜兵さんがお亡くなりになられたりと、ショッキングなニュースが続いて驚いています。

ご家族や慕っていた芸人さんや、ファンも多かったということで、周りの方々のメンタルが心配です。
影響力のあるお二人なので、やはり今回の報道によって与えた影響、衝撃も大変大きかったと思います。

マスメディアの報道に影響されて自殺者が増加する「ウェルテル効果」も懸念されています。
注意喚起のため今回は「ウェルテル効果」について書きたいと思います。

「ウェルテル」というのは、作家ゲーテの著書「若きウェルテルの悩み」に登場する主人公の名前で、作中で自殺するウェルテルを真似てヨーロッパで自殺者が急増したという現象に由来をしています。

この効果を提唱したアメリカの社会学者デイビッド・フィリップスの報道と自殺者の関係に関する調査によると、新聞の一面に自殺の記事が出た2か月後には自殺者の数が平均よりも約60人増加していること、ニュースが報じられる範囲が広くなればなるほど、より多くの人が自殺しているということが分かっています。

なぜこのような現象が起きてしまうかというと、自分のこころが弱っている時に、自分と同じような年齢・境遇の人の自殺の報道を目にすると、「自殺することが正しい」という感情が沸き起こり、触発されて自殺を選んでしまうためだということです。

訃報関連のニュースを目にすると、色々想像して悲しくなり気分が沈んでしまいますので、話題から距離を置くことも必要かなと思います。

★「ゲートキーパーを知っていますか?

[参考文献]

Proぐらし(閲覧日:2022/05/12)「ウェルテル効果とは何か?意味や由来を実例で解説|自殺のニュースが流れると、自殺する人が増える理由(死者を減らす効果的な方法)」
https://prograshi.com/life/thinking/werther-effect-and-social-proof/

 

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