都内では、今月はじめに30度近くあった気温が、先週末一気に下がり、10月上旬としては88年ぶりの13度台を観測しました。
11日は、6日ぶりに25度を超えて夏日となるなど、気温の変化が大きい季節の変わり目のこの時期、皆さんは体調を崩されていませんか?
これだけ気温差が激しいと体がついていけませんよね。
体温の調整のために自律神経が過剰に働き、疲労がたまる、いわゆる「寒暖差疲労」の人が多いようです。
以前、『季節の変わり目に要注意!「寒暖差アレルギー」』でもご紹介しました。この先も気温差が大きい日が続きそうということで、『寒暖差疲労』について、記事を書いていきたいと思います。
せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅医師によりますと、下のチェックシートのなかで当てはまる数が3つまでだと軽症だということです。
寒暖差 チェックシート
- 暑さ、寒さが苦手。
- エアコン(冷房、暖房)が苦手。
- 周りの人が暑いのに、自分だけが寒い。長袖が常に手放せない。
- 顔がほてりやすい。全身がほてりやすい。
- 温度差が強いと、頭痛や肩こり、めまい、だるさ、関節痛、喘息、下痢などの様々な症状がでる。
- 熱中症になったことがある、近い状態になったころがある。
- 季節の変わり目に、体調不良になる。
- 冷え症がある。
- 温度が一定の環境にいる時間が長い。(オフィス、自宅でも一日中エアコンをつけている)
- 代謝が悪い、体がむくみやすい。
※あくまでも目安
当てはまる項目が…
1~3個 → 軽症
4~6個 → 中症
7以上 → 重症
引用:NHK 首都圏ナビ
とのことです。皆さんはいくつ当てはまりましたか?
自律神経のトレーニングができていない方は特に、寒暖差疲労が起こりやすい状態です。対策については、前回の記事『その疲れ、もしかしたら「寒暖差疲労」かも?』をご一読ください!
寒暖差疲労・寒暖差アレルギーでお悩みの方は、この記事と下記の参考文献を読んで、寒暖差疲労の予防や改善に役立てていただければと思います。
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参考文献
- NHK 首都圏ナビ そのだるさ 寒暖差疲労?症状や治し方 首回りのケアが有効(https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20220905b.html)
- こころのサイエンス『季節の変わり目に要注意!「寒暖差アレルギー」(https://cocoroken.info/allergy/)』
- 『その疲れ、もしかしたら「寒暖差疲労」かも?(https://cocoroken.info/temperature-difference-fatigue/)』
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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