その疲れ、もしかしたら「寒暖差疲労」かも?

ますます寒さが厳しくなりつつありますが、皆さん体調を崩されていませんでしょうか。

疲れたな~と感じるそこのあなた!もしかしたら「寒暖差疲労」かもしれません。

以前 季節の変わり目に要注意!「寒暖差アレルギー」 では季節の変わり目となると、体調を崩しやすくなることをお伝えしました。

そこでも書かせていただきましたが、寒暖差によって自律神経が乱れ、身体だけでなく心にも影響を及ぼします。気温差が大きいために体温を調整する自律神経が過剰に働き、体が疲れてしまうのです。

 寒暖差疲労の状態になると、冷え性、肩こり、首こり、頭痛、めまい、倦怠感などの症状があらわれます。

自粛生活が続いた今年も、室内に滞在することが多かったのではないでしょうか。
運動をしたり、外に出て汗をかく機会が少なく、自律神経を鍛えることが十分にできていません。

また、リモートワークなどでストレスが多い生活をしているために、自律神経を調整する力も低下している恐れがあるそうです。

自律神経のトレーニングができていない方は特に、寒暖差疲労が起こりやすい状態です。

対策としては、

  1. 体の局所を温める・・・温めて深部体温を上げることで、自律神経を整える。
  2. 運動をする・・・筋肉をつけることで、体内にある程度の熱を保つことができたり、自律神経を整える。
  3. 首肩の筋肉をストレッチする・・・ストレスにより緊張しやすい筋肉を緩めることで、副交感神経を優位にする。
  4. 身体を温める食べ物を多く摂取する・・・深部体温が上昇することで、臓器が安定し、自律神経も安定する。
  5. 規則正しい生活・・・睡眠、排便、食事は身体のリズムを作る基本であり、自律神経に強い影響を与えます。
  6. 入浴(汗をかく)・・・1日1回はお風呂で副交感神経を優位にし、汗をかくことで自律神経を鍛えられます。
  7. なるべく暖房や冷房器具に頼らない・・・冷暖房に頼ると自律神経を使わないため、自律神経の活動が悪くなります。

出典:小林製薬株式会社 その疲れ、「寒暖差疲労」かも?~症状別の対策で“寒暖リズム”の新習慣を~

ストレスを強く感じ、イライラすることが増え、周りにきつくあたってしまうことがあるかもしれません。上記のことを実行してみて、症状が軽減できるといいですね!

寒暖差疲労・寒暖差アレルギーでお悩みの方は、この記事と前回の記事を読んで、つらい季節を乗りきりましょう!


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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