新型コロナウイルス感染症の影響による日々の暮らしの変化に伴い、不安やストレスを抱えて、ひとりで悩んでいませんか?
突然、生活環境が一転した2020年。
日常生活が大きく変化し、心身ともに疲れてしまった、生活が困窮している、といった方へのソーシャル・サポートが必要とされている状況です。
新型コロナウイルスの影響が続くなか、自殺防止に取り組んでいる全国の支援団体が連携して、新たな電話相談の窓口を設置し、2月6日から受け付けを始めました。
新たな窓口、「#いのちSOS」を始めたのは、東京のNPO法人「ライフリンク」など、全国11の支援団体です。
2月6日正午から、全国4か所で電話相談の受け付けを開始し、「新型コロナウイルスの終わりが見えず消えたい」とか「誰にも会えず孤独を感じる」などの相談が寄せられているそうです。
今後特にメンタル面でのサポートを必要とする方が増えることが予想されます。
厚生労働省では、「自殺はその多くが追い込まれた末の死であり、その多くが防ぐことができる社会的な問題」であるとして、保健、医療、福祉、教育、労働その他の関連施策と連携を図り、総合的な自殺対策を推進するとしています。
今、悩みを抱えている方の中には、対面や電話で自分の気持ちを伝えることが難しい方もいらっしゃるかと思います。
「まもろうよ こころ」のページには、LINEなどのSNSや電話で悩み事を相談できる窓口や、自殺対策の取り組みなどの情報を分かりやすくまとめています。ぜひご一読いただければと思います。
▽「よりそいホットライン」は0120ー279ー338
▽「いのちの電話」は0570-783-556
▽18歳までの子どもを対象とした「チャイルドライン」は0120-99-7777などとなっています。
SNSやチャットでの相談を受けられる団体
▽https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/sns/
各団体のTwitter、LINE、チャット等で相談できる一覧があります。
★関連記事「ゲートキーパーを知っていますか?」
参考文献
- 自殺防止の新窓口「#いのちSOS 」電話相談 始まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210206/k10012853481000.html
- 厚生労働省 いのち支える 相談窓口、ゲートキーパー、自殺対策の取り組みなどの情報をわかりやすくまとめたサイト「まもろうよ こころ」
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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