皆さんは、試験の最中、電車の中、全校集会、出勤(登校)途中にお腹が痛くなることはありませんか?
わたしは中学生の頃、学校へ行くたびに毎日お腹が痛くなっていました。
何度もお手洗いにいっても良くならず、他の生徒からはお手洗いに行くことをからかわれ鬱々としていました。
当時はそれが何なのかわからなかったのですが、どうやら過敏性腸症候群(IBS)の症状に当てはまっていた可能性があります。
過敏性腸症候群とは、心身症のひとつでストレスによって引き起こされると考えられています。
症状としては、腹痛や腹部不快感、下痢、便秘等がみられます。脳と腸は神経で繋がっており、腸の機能をコントロールしているため、ストレスや不安が続き、緊張状態になると腸の収縮運動が激しくなります。
この運動が繰り返されることで腸が過敏になり、少しの刺激で自律神経のバランスが崩れ、症状が強くなっていきます。
IBSの診断基準は最近3ヵ月の間に、月に3日以上にわたって腹痛や腹部不快感が繰り返し起こり、次の2項目以上の特徴を示すこととなります。
- 排便によって症状がやわらぐ
- 症状とともに排便の回数が変わる
- 症状とともに便の形状が変わる
この辛い症状を緩和するための方法として、まずはストレスや不安の緩和が挙げられます。
といっても、なかなか環境はすぐには変えられませんよね。
食生活を一旦見直してみるのもひとつです。カフェインやアルコール、乳製品、香辛料を多量に摂るのは控えましょう。
暴飲暴食はNGです。
それでも辛い場合は、専門の医師に相談してください。
薬物療法や心理療法を用いて腸を健康な状態に戻す治療を行います。
最後に、あまり症状に固執しすぎると余計に症状が悪化してしまいますので、気楽に考えていけたらいいですね(ちなみに、わたしの場合は考えすぎてどうでもよくなり、結果、寛解しました)。
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この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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