安全運転を心がけよう

9月21日から9月30日まで秋の交通安全運動週間です。
そこで、今回は運転と心理学をテーマに書いていきたいと思います。

筆者は、コロナが流行りだして遠出をしなくなったので長距離運転はしなくなったのですが、運転は嫌いではないです。
通勤は車なのでほぼ毎日運転しており片道15分程度の道のりですが、法定速度を守り安全運転を心がけています。
最近ニュースにもなっていますが、北海道で子どもが運転するカートがコース脇に衝突し2歳の男の子が亡くなるという事故が起こりました。
この事故は減速して曲がらなければならないカーブを、減速せずにそのままのスピードで走行したため、曲がりきれずそのまま直進してしまって起こってしまったといわれています。
筆者が自動車学校に行っていた時も、学校の敷地内で同じようにスピードを出しすぎてカーブを曲がり切れずコーナーに衝突し、怒られていた人がいたのを思い出しました。
スピードの出しすぎは事故につながる可能性が高いことが分かりますね。

なぜスピードを出してしまうのか?
危険だと分かっていても、スピードを出してしまう性格や心理的特徴をいくつか紹介したいと思います。


性格・心理的特徴

  • 自己中心的
    自分が交通ルールだと思い込んでしまっているため、法定速度を無視してスピードを出してしまったり、自分が遅いと感じると煽り運転などをしてしまう
  • スリルが好き
    猛スピードで走行したり危険な追い越しや、すり抜けをすることで得られるスリルが病みつきになっている
  • ストレス発散
    日常のストレスを、車を猛スピードで走らせることで発散させている
    ルールを破る背徳感で気分がスッキリするため、ストレス発散の手段としている

他にも、運転手の感情(怒り・悲しみ)が速度超過に繋がることを広島大学が証明しています。

交通事故のニュースなどを目にすると、自分も車を運転する身として人の命を奪う可能性があるということを頭に置いて運転しなければならないと改めて考えさせられます。
交通安全運動週間に限らず、車やバイクに乗る人は常に安全運転を心がけましょう。

参考文献


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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