安眠のススメ

なんとなくけだるい5、6月「何もやる気がおきない…?もしかして「五月病」?」が過ぎ、これから暑い夏を迎えますが、蒸し暑さで寝つきが悪くなることもあるのではないでしょうか。
以前、不眠障害について紹介しましたが「5人に1人が抱えている?~不眠障害について~」、寝不足になると実はあんなところやこんなところへ支障が出てしまうのです。

もともと人間は昼行性の動物であり、外が明るくなったら起きて暗くなったら寝るというリズムが備わっています。
このリズムを形成させるための体内時計という調整機構がヒトの体内にあって、この睡眠リズムは大体生後3~4ヶ月で整いはじめます。
体内時計は25時間と1日24時間の周期とはズレがあります。
このズレは朝の太陽光や生活環境などによって調整されるのだそうです。
朝の光を浴びて体内時計がリセットされ、大体14~16時間後にメラトニンが分泌され眠りにつくしくみとなっています。
メラトニンの分泌のピークは1~3歳頃とされ、思春期頃より徐々に分泌量が低下していきます。
よく、寝る子は育つといいますが、この時期に睡眠不足が続くと、成長の遅れや注意や集中力の低下、眠気、問題行動(不安、恐怖、非行、引きこもり、かんしゃく)に加え、肥満や生活習慣病を引き起こすことにもなります。
巷ではなかなか熟睡できない人のためにさまざまな不眠対策のグッズやリラクセーション効果のあるドリンクが発売されています。
入手困難となっているヤクルト1000などは熟睡時間と熟眠度の増加が認められているそうです。
快適な睡眠のためにもこういったグッズを使用してみるのもよいかもしれませんね。

【参考文献/参考サイト】


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