熱中症対策をしっかりとしましょう!

梅雨に続く季節は、晴れ渡る夏空。夏はイベントも盛りだくさん!
楽しい季節でもありますが、近年の夏は体にこたえるほどの暑さで、かつ今年は「節電」の夏でもあります。
世間一般のお盆休み最終日の8月16日、東京都心では、今年16回目となる猛暑日を記録しました。

実際にデータをみてみると、東京の「猛暑日」日数は、1920~1990年頃まではさほど増えていませんが、特に2000年以降、日数が右肩上がりとなっています。

今年の東京都心では猛暑日が16日を数え、年間猛暑日日数が史上最多に。
トップだった1995年と2010年の13回を、さらに上回ってしまいました。
(引用:「猛暑日」より暑い日を表す“新語”が必要?連日、猛暑日が観測史上最多を更新。 )

まだまだ暑さは続きそうな気配ですが、これから熱中症対策グッズを皆さんにご紹介します。

熱中症対策グッズ

  1. 水やスポーツドリンク
    マスクをつけていたり、高齢者はのどの渇きを感じにくいので、早めに水分補給をしましょう。
    カフェインなどは尿の量を増やし体内の水分を排出してしまうため、カフェインが入っていない麦茶や水が良いです。
  2. 日傘や帽子
    最近、街中で日傘を持つ男性が増えています。
    日差しの暑さを遮れるよう日傘や帽子を活用しましょう。
  3. 扇子・携帯扇風機
    涼しい風で体を冷やすことができるので、おすすめです。
  4. 塩分タブレットや飴
    大量の汗によって塩分が失われてしまうので、塩分タブレットや塩分入りの飴などで塩分補給をしましょう。
  5. 冷却シートなどの冷却グッズ
    首やわきの下、太ももの付け根などに冷却グッズをあてると、太い血管が体の表面近くを通っているので、効率よく冷やすことができます。

熱中症の症状が出たら?

  • まずは水分補給。意識がない場合はすぐに119番通報を。
  • 衣服を緩め、うちわなどであおいで体を冷やす。
  • 涼しい場所に移動して休ませる。
  • 15分ほど経過したら症状を確認。
  • 症状が改善しなければ119番通報し病院へ搬送する。

最後に

これくらい大丈夫と過信せずにまずは自分が快適に過ごせるように環境を整えてくださいね。
夜更かし、深酒、食事を抜くなど不規則な生活により体調不良な状態では、熱中症になる恐れがあります。規則正しい生活をしましょう。

参考文献


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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