敏感すぎる人は「あなたはどうしたい?」と聞かれるとどう考えるのでしょうか。
例えば上司から「君の意見を聞かせてほしい」とか、ミーティングなどや発表するときなど敏感な人はどんな思考になるでしょうか。
「敏感すぎる人」の思考を例にあげると
- 間違ったらどうしよう → 使えないやつだと思われたらどうしよう。
- 頭ごなしに否定されたらどうしよう → 理解力のないやつと思われるかも。
- 答えられない質問がきたらどうしょう。→ ダメなやつと思われるかも。
と言った不安に襲われ、必要以上にプレッシャーが感じてしまうことがある人がいます。
そんな人は、自分の考えを言うのも苦手の人も多いです。
「これは合っている? 間違ってない?」
「ちゃんと相手の望む回答しているかなぁ」
に意識が向かい、自分の考えではない一般的な無難な答えを探すことに頭をフル回転しています。
ミーティングで「どう思う?」とふられたら、頭が真っ白になって体温が上がり、答えにつまり息もできなくなったりすることもあります。
そんな大袈裟。と思う人もいるかもしれませんね。でも、これは敏感すぎる人の特徴の一つです。
生き方の軸が、自分に無く他人にある状態です。
他人の正しいを探しているのです。
そこで自分の考えに対して良いとか悪いとかをきめないで、ただ「私はこう考えている。」という自分の考えを受入れることをしてみましょう。
ある高校の授業で先生がクラスでアンケートをとりました。
全員うつぶせになって目を開けてはいけません。質問に該当する人は手を挙げてください。
「心の中でいつも自分が悪いと思っている人。ネガティブ思考にすぐなる人」
クラスの大半が手を挙げたそうです。
そのクラスの生徒は、ほとんど心のなかで自分をいつも責めているようです。
その質問に対してある生徒が思ったことは。
「自分が思うことは自由じゃない。誰も知らないのだから同じ考えるなら楽しい方がいいじゃない。」
どう、思われますか?
いつも心に考えることを責めていませんか?ネガティブに考えることが悪いとはいいません。
でも、それが苦しいなら「私はネガティブに考えている。」と自分の考えていることを受け止めてください。
「だた、私はこう考えているのね。」と受け止めるだけをしてみましょう。
その考えに良い・悪いとジャッジはしないようにして。
そうすると、自分はどうしたいのかが見えてくるかもしれません。
「あなたはどうしたい?」と聞かれたら
「私はこうしたい。」と答えられるようになれたら嬉しいですよね。
参考
マンガでやさしくわかる敏感すぎるあなたがラクになる方法 根本 裕幸
日本能率協会マネジメントセンター (2019/6/20)
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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