春は進級や進学、また就職や転勤など人によっては大きく環境が変化して新しい生活がスタートする時期です。
新生活にまだなじめていない人は多いのではないでしょうか?
また、そんな新生活が始まり、今までとは違う人間関係などの変化になじめてないのではないかと心配な方も多いのではないでしょうか?
新しい環境や生活というのは楽しみや期待もある反面、大きなストレスがかかります。
それで落ち込んでしまったり、憂鬱になったり疲れてしまう人も出てきます。
なぜ新生活でメンタルの不調が起きるかというと、人間には「ホメオスタシス」という変化を拒み一定の状態に保とうとする働きがあり、変化を好まない性質があります。
しかし、新生活では自分を取り巻く環境が大きく変わるため、その変化に慣れるまでは心身の負担になりストレスとなります。
結果として自律神経に大きな負担がかかり、不調となり身体にあらわれます。
環境変化が起きた場合、ある程度時間をかければほとんどの場合適応していくことが可能です。
しかし、それまでの間は心身に負担がかかり、適応する前に不調でダウンしてしまうこともありえます。
そこで環境変化によって起きるストレスや不調を軽減して過ごしていく方法をご紹介します。
変化しない部分を作る
新生活でかかるストレスは、変化に適応しようとする負荷によって起こります。
つまり変えなくてもよい部分はなるべく変化をしないようにすると、負担を軽減できます。
例えば、通勤・通学中はお気に入りの音楽を聴く。小物など以前から使用していたものを使うなどです。
また、生活リズムの乱れは心身の不調へ直結するので、リズムを変えないように意識することが大切です。
新生活で起きる不調はストレスによるものです。
よってストレスを解消してしまえば、ある程度の不調は軽減できます。自分なりのリラックス方法を見つけ、実践してみてくださいね!
環境が変わるということは決して悪いことばかりではありません。
みなさんも新生活のストレスを軽減しながら、新しい刺激や楽しみを見つけてくださいね!
きっと素敵な出会いが待っていますよ!
参考文献
新生活になじめない人へ ストレスを減らすための4つのポイント
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/01/news006.html
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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