花でこころを癒そう part2

先週、花にはストレス軽減の効果あるということを書かせていただきました。

今回もその続きで、もう少し花の癒しの効果について詳しく書きたいと思います。

アニマルセラピーやカラーセラピーなどのように、花を使用した「フラワーセラピー」というものがあります。

フラワーセラピーの方法としては、「花を飾る」「花を育てる」などがあり、比較的簡単に日常生活に取り入れられそうな感じの療法です。

花を飾る効果について

花を見たり貰ったりすると、幸せホルモンである “セロトニン”や “オキシトシン”などが分泌され、そのホルモンのおかげでストレスが和らぎや幸福感がもたらされると考えられています。

千葉大学環境健康フィールド科学センターの研究によると、花のある部屋と花のない部屋にいる人の心理を比較した場合、花のある部屋にいる方が活気が湧き、疲労や緊張、不安などのネガティブな気持ちが抑えられるということが分かっています。

また、生理的変化をみてみると、リラックス時に高まる副交感神経活動が亢進し、逆にストレス時に高まる交感神経活動が抑制されることが認められ、花にはリラックス効果があることが医学的に証明されています。

リモートワークが推奨されている今、家の仕事用のデスクに自分の好きな色の花を飾ってみてはいかがでしょうか?

気分が変わるかもしれませんよ。

花を育てる効果について

花を育てた経験がある方は分かると思いますが、種を植えて、「きれいな花を咲かせたい」「どんな花が咲くのかな」と手間はかかりますが、わくわくしながら待ちますよね。

そして、花が咲くと、何とも言えない達成感や充実感を味わうことができ、花を育てることが楽しみになったり生きがいになることもあります。

また、花を飾る効果でも書きましたが、植物に直接触れることは、リラックス効果が得られ、心身のバランスを整える効果があります。

花ではなく、野菜を育てるとかでも良いと思います。

とにかく何も考えずにのんびり土いじりをして、日頃のストレスを解消してみてはいかがでしょう。

参考文献


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
こころのサイエンス編集部の紹介はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!