医学と心理学が組み合わさった減量法!?

皆さんはいつもご飯を食べる時、どのような環境で食べていますか?
筆者は家族と食べる時は、会話をしながら食べることが多いのですが、1人で食べる時は、テレビを見ながら、携帯を触りながらなど、「ながら食べ」をする事が多くあります。
先日、テレビを付け昼食を食べている時に、「マインドフル・イーティング」というご飯の食べ方についての特集が流れていて気になったので調べてみました。

【マインドフル・イーティング】とは・・・

「マインドフルネス」と「イーティング」が組み合わさったもので、食べる瞑想とも言われている医学と心理学が組み合わさった減量法です。
味覚や視覚、嗅覚といった五感を生かし、食材一つ一つの色や形、香り、食感、味、喉ごしなどに、丁寧に意識を向けながら食事を行っていきます。
そうすることで、少量でも味に満足しやすくなり、食べる量が減ると言われています。
また近年では、糖尿病や過食症の患者にも実践されており、効果が認められているそうです。

マインドフル・イーティングのやり方

  1. まず食事をする際は、スマートフォンやテレビを消し、食べることだけに集中しましょう。
  2. 次に食べ物を観察します。食べ物がどのような色や形なのかを、じっくり細かく観察しましょう。
  3. 食べ物の香りを嗅ぎ、口に入れたら舌ざわりや味わい、喉ごしなどを、ゆっくりと一つ一つ丁寧に五感を働かせて食べていきましょう。

マインドフル・イーティングを行うことで、食材の本来の味を楽しめ、ダイエット効果や、血糖値の低下などに効果があるそうです。
普段の、テレビやスマートフォンを見ながらの「ながら食べ」では、咀嚼など、口の感覚にあまり意識が向きません。
すると、噛む回数が減る・早食いしがちになるといったことから、満腹感を得にくくなり、たくさんの量を食べがちになります。

マインドフル・イーティングは、この方法で医師の指導の下、10ヶ月程度をかけて行われます。
普段から食べ過ぎなどでお悩みの方は、まず、かかりつけの先生に相談し、実践してみましょう。

参考サイト


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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