超高齢化社会を生きるために-続・フレイルチェックのススメ-

突然ですが、問題です。
日本は高齢化が進んでいるといわれていますが、日本は「高齢化社会」でしょうか。
「高齢社会」でしょうか。それとも「超高齢化社会」でしょうか。
正解は「超高齢化社会」です。
全65歳以上の人口が全人口の21%以上を超えているということになります。
なんと100歳以上の方は8万人以上もいらっしゃるんですよ。
そこで、今回は超高齢化社会を健康に生きていくためのヒント(となれば良いですが)をお伝えします。

1年半くらい前に「フレイルチェックのススメ」という記事をアップしたのですが、フレイルとは何だったでしょうか。
ざっくりいうと、フレイルとは体力の低下によって病気にかかりやすくなったり、ストレスに対する力が弱まってしまったりと、不健康を引き起こしやすい状態のことでした。
そしてこの状態が続けば、将来的に介護を必要とする危険性が高まります。

そのフレイルを予防していくために大事なことは栄養をきちんと摂る(1食のうち主食・主菜・副菜を!)、体力をつける(やや強い負荷をかけたトレーニングを、でも無理は禁物)、社会への参加(ボランティアや茶飲み友達でもOK)、口腔のケア(よく噛んで食べる)といわれています。
皆さんは今朝ご飯をきちんと食べましたか?よく噛みましたか?体を定期的に動かしていますか?何かしら人と積極的にかかわっていますか?

個人的に、よく行く整骨院(年齢を重ねると体のあちこちが…)で聞いた話によると、整骨院の前の広場ではゲートボールをする高齢者の方を全く見かけなくなったとのこと。
新型コロナウイルス感染症によって外出を控えるようになり、外で体を動かす機会がなくなってしまうとあまり良くないんだけどねぇ、と先生が仰っていました。

2020年から各自治体でも75歳以上の方を対象としたフレイル健診がスタートしていますので、ぜひご確認を!

参考サイト

アクセス日:2021/04/21

女性の健康推進室 Wellness Labo ウェルネスラボ

https://w-health.jp/old_age/frail/

東京都福祉保健局 東京都介護予防・フレイル予防ポータル

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kaigo_frailty_yobo/


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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