正しい手洗いができていますか?!

新型肺炎の患者がどんどん増えている中、皆さんは正しい手洗いができていますか?!
今回は心理学とは関係ありませんが、少しでも皆様の役に立てればいいなということで記事を書いていきたいと思います。

私が学生の頃、飲食店でアルバイトをしていたので、正しい手洗いの方法は知っていたのですが、駅のトイレとかでも、ささっと洗うだけの人、濡れた手でアルコール消毒をする人など、意外と正しい方法をご存じないんだなと思ってしまいました。

そこで、正しい手洗いで新型肺炎やインフルエンザの感染予防につながればなという事で、感染症予防方法をお伝えします。

一番簡単で確実な感染予防方法は手洗いです。
手洗いは病院で実施されている標準予防策という感染症を予防する方法なのです。
正しい手洗い方法は、厚生労働省ホームページに載っていますので、こちらもしっかりと確認してくださいね!
★「気を付けたい冬の感染症

<正しい手の洗い方>

  1. 手を水でぬらして石けんをつけ、手の平をよく洗う。
  2. 手の甲をのばすように洗う。
  3. 指先、爪の間を洗う。
  4. 指と指の間を洗う。
  5. 親指を手の平でねじるように洗う。
  6. 手首を洗う。
  7. 流水ですすぐ。
  8. ペーパータオルでしっかり拭く。

また、濡れた手で「アルコール消毒」してはいけません。
手指消毒用のアルコール製剤は、正しく使用しないと効果が期待できないということは、あまり知られていないようです。

アルコール自体にも、インフルエンザウイルスなどに対する抗菌作用があるのですが、アルコールが揮発するときの脱水作用を利用した殺菌効果が期待されています。

つまり、手が濡れたままの状態で手指消毒用のアルコール製剤を使ってしまうと、アルコール濃度が薄まり、殺菌効果が下がるのです。
しっかりと手を洗ったら、できる限りペーパータオルでしっかりと手の水分を拭き取ってから手指消毒用のアルコール製剤を使用してください。

アルコール消毒の仕方は、手洗いの仕方と同じです。
爪の間も忘れずに、まんべんなく手に揉み込んでください。
そして、手を振るなどして、しっかり乾かすことによって、手指消毒用のアルコール製剤の効果は正しく発揮されます。

この記事を読んでいただいた人は、今日から正しい手洗い・消毒の仕方を身につけ、感染症を予防するようにしましょう。また、周りにも伝えてあげてくださいね。

参考文献


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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