失敗した原因は誰のせい?

皆さんは何か失敗した時、反省をしてどうして失敗したのか原因を考えたりするかと思います。

自分の不注意だ…、自分の力不足だ…、相手が悪かった…、運がなかった…など、いろいろ考えたりすると思いますが、失敗の原因をどこに求めるかという原因帰属理論という理論があります。

今回は、この原因帰属理論について書きたいと思います。

原因帰属理論は、アメリカの心理学者のバーナード・ワイナーが発表した理論になります。

まず、帰属には、失敗の原因などを外的環境にあると受け止める外的帰属と失敗を自分の内面に問題があると捉えてしまう内的帰属の2種類があり、ワイナーの理論では、内的帰属の中に変わりにくい要因の能力と変わりやすい要因の努力、外的帰属の中に変わりにくい要因の課題の難易度、変わりやすい要因の運の4つに分類して考えています。

例えば、渋滞に巻き込まれてしまい飛行機に乗り遅れてしまった場合、外的帰属型の人であれば、「渋滞のせいだ」「渋滞に巻き込まれて運が悪かった」と考え、内的帰属型の人は「もっと早めに家を出るべきだった」と考えます。

外的帰属型の人は、失敗した原因を自分ではなく、外に求め、例えば、一緒に組んだ相手の実力が足りなかったと責任転嫁をしたり、自分には運がなかった、悪かったなど、失敗を反省することなく、都合のよい言い訳をする人が当てはまります。

自分は反省しないため、同じ失敗を繰り返すことが多くなるとされています。

内的帰属型の人は、失敗の原因を常に自分に求め、例えば、自分の不注意だった、努力不足だったなど、失敗の原因を突き止めて反省し、それを次に生かすことができます。

上記の例でいうと、次は渋滞することも頭に入れて、家を早めに出たり、交通手段を変えたりするなどして飛行機に乗り遅れないようにするためにはどうすれば良いか考える人ですよね。

失敗しないことに越したことはありませんが、失敗してもどうして失敗したのか原因を突き止め、自分が悪ければ反省をして、同じ失敗をしないためにはどうしたら良いか考えられる人にならなければならないなと私自身も思います。

参考文献

西東社 渋谷昌三「面白いほどよくわかる!心理学の本」

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!