期待されると応えたくなる―ピグマリオン効果―

以前、姪っ子がバレー部に入部したことを書いたことがあるのですが、その姪っ子が部活を辞めたいといっているそうです。

最後まで続けて欲しいと思う反面、本人が辛いと思うと続けろとは強く言えないですよね。
姪っ子は未だ練習には行っているみたいですが、辛い中続けるのは相当なストレスだと思います。

他にやりたいことがあればそちらを優先させたり、高校受験に向けて勉強とかを頑張ってくれたら良いなと思います。

皆さんも、相手にこうなって欲しいなと期待を抱いて、相手がその期待に応えてくれると嬉しいですよね。

これを心理学では「ピグマリオン効果」といいます。

以前ピグマリオン効果「相手のやる気を出させるには?~ピグマリオン効果編~」について書いたのですが、「ピグマリオン効果」とは、相手に「こうなってほしい」と強く期待すると、相手がその期待に応じた行動をとるようになることです。

今回はこのピグマリオン効果がどのような場面に活かされているかについて書きたいと思います。

皆さんの中にも、4月から新社会人として新たな生活をスタートさせた方もいらっしゃると思います。
新入社員として、まず新人教育を受けることになるかと思います。また、逆に新入社員を教育・指導する方もいらっしゃるでしょう。

このピグマリオン効果は、新人教育や人材育成で活かされています。

新人教育は、先輩社員が後輩社員に期待をかけるきっかけとなり、先輩に期待されると、新入社員(後輩)は期待に応えようと精を出すはずです。

上司や先輩からの期待の気持ちを示す言葉や態度は部下や後輩のモチベーションを向上させ、その結果、能力を発揮することができ、成績などが上がることにもつながります。

ただし期待されることによって、それが重荷になり成果が出せないという人もいます。
あくまで、上司から期待される部下は成果が上がる可能性が高いという話で、過度な期待は逆にプレッシャーになるかもしれませんので、禁物です。

参考文献

おもしろ心理学会「面白いほどわかる!他人の心理大事典」(青春出版社/2012年)
西東社 渋谷昌三「面白いほどよくわかる!心理学の本」

カオナビ2021/11/25「ピグマリオン効果とは? 具体例、教師期待効果、ホーソン効果との違い」https://www.kaonavi.jp/dictionary/pygmalion/

 

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