お腹空いてるのに食欲がないのはなぜ?

季節はもうすっかり秋で、秋の味覚がたくさん出てますね。
食欲の秋というくらいなので、食欲が増し、ついつい食べすぎちゃったという方も多いのではないでしょうか。
秋に食欲が増えるのは、秋は日照時間が短くなり、食欲を抑える効果があるセロトニンの分泌が少なるため食欲が増加したり、夏バテが解消され食欲が戻り、食欲が増したように感じられたりなどが考えられます。
実りの秋に収穫される美味しいものを食べて、身も心も満たされたいですね。

さて、筆者は最近胃の調子が悪く、お腹は空くのですが、少ない量しか食べられなかったり、食欲がない状態が続いております。
せっかく秋の味覚が目の前に出されているので、食欲が湧きません。
今回は、空腹と食欲について書いていきたいと思います。

空腹と食欲について

空腹の状態は、胃の中が空っぽの状態で、胃が空っぽになると、胃から視床下部にある摂食中枢に伝わり、摂食中枢がエネルギー補給の命令を出します。
これが空腹を感じる原理です。
摂食中枢の働きが強くなると、「食べたい」という欲求、つまり「食欲」が現れるのです。
通常であれば、空腹感と食欲で、胃腸の働きに関わる副交感神経が優位な状態になり、食べる行動を取るようになります。
ですが、ストレスなどで自律神経が乱れることにより、交感神経が優位になってしまうと、胃腸の働きが抑制されるため、食欲不振などが起こりやすくなってしまいます。
つまり交感神経が優位な状態であると、空腹なのに食欲がわかないということが起こってしまうのです。

食欲がなくても食べないわけにはいかないので、このように食欲がない時は、胃腸への負担がかからない消化の良いものを食べるようにしましょう。
例えば、うどんやそうめん、お粥、雑炊、スープ、豆腐、プリン、ヨーグルト、ゼリーなど
あとは、何度も書いておりますが、規則正しい生活やストレスの解消を心がけることですね。
また、食欲不振は、ストレス以外にも身体疾患の可能性も考えられますので、食欲不振が続くようであれば、一度病院で診てもらってくださいね。

参考文献

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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