私の家では犬を6匹飼っているのですが、先日2匹を弟の家に預けました。
一番暴れん坊の末っ子君を預けたので心配でしたが、弟の家では大人しかったらしいです。
寝る時ぐらいしか静かにしないのに、家族みんなで驚きました。
しかし、大人しい子を演じて気を遣っていたのか、家に帰ってきた時は、もうぐったりでした。
犬のくせに猫被るんだと笑ってしまいました。
6匹とも全然性格が違うんですよね。
嫉妬深い子やマイペースで一匹オオカミ系、正義感強い子、甘え上手な子など見てて面白いです。
カットに行った後お腹を下すなど、環境の変化に敏感な子もいて、犬も人間と同じように環境の変化がストレスになったりするんですね。
前置きが長くなりましたが、今回は、ストレスと性格について書いていきたいと思います。
皆さんはご自身をストレスを受けやすいタイプ(性格)だと思いますか?
アメリカの医学者のマイヤー・フリードマン氏とレイ・ローゼマンは、心臓疾患の患者にはいくつかの共通した行動パターンがあることを発見し、その性格をタイプAとタイプBに分けました。
ストレスを受けやすい性格をタイプA、逆に受けにくい性格をタイプBとしています。
それぞれの性格の特徴として、タイプAは、競争的、野心的、精力的、何事に対しても挑戦的で出世欲が強い、常に時間に追われている、攻撃的で敵意を抱きやすい、行動面では、機敏、せっかち、早口・早足・早食い、多くの仕事に巻き込まれているなど、血圧の上昇や心臓疾患の発症を招きやすい性格とされています。
タイプBは、Aとは反対の性格傾向を持つ人で、あくせくマイペースに行動し、リラックスしており、非攻撃的など病気にかかりにくい性格傾向を持っています。
タイプAの人は、タイプBの人よりも2倍も心臓疾患になりやすいことが報告されていますし、ストレスによって疾患を患う確率が高く、仕事に支障をきたす場合も多いようです。
自分の仕事ぶりがタイプAに近い人は、家にいる時間が増えた方も多いかと思いますので、生活パターンや行動パターンを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
参考文献
西東社 渋谷昌三「面白いほどよくわかる!心理学の本」
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
こころのサイエンス編集部の紹介はこちら
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