他人からどう思われているか、気にしすぎていませんか?

SNSでもらう「いいね」の数にとらわれすぎていませんか?
他人からどう思われているか、気にしすぎていませんか?褒められるためだけに、頑張っていませんか?

心当たりがある方は「承認欲求が強すぎる」かもしれません。

承認欲求は、誰もが持つもの。多少は問題ありませんが、承認欲求に振り回されてしまうと、さまざまな弊害が生じてしまいます。

まず、「承認欲求」ですが、「他者から認められたい」という感情のことを言います。
生活の中にSNSが定着した昨今、友人や知らない人からまで「いいね」をもらうことで、承認欲求を満たしている人は多くいることでしょう。
私もその中の一人です(笑)。

人から認められたいという気持ちをもつことは、一概にダメなことであるとは言えません。
何かを頑張るためのモチベーションになりますしね!
しかし、それが強くなりすぎると、周りの評価を気にするあまり、かえって評判が悪くなったり、自分を見失ってしまったり、いつも満たされなかったり…と、さまざまな弊害が出てきてしまうのです。

承認欲求が強すぎると、人間関係を築くのが難しくなる可能性があるそうです。認められたい気持ちが強すぎるあまりに、自分以外の人に意識がまわらず、自己中心的な振る舞いをしてしまうのだそうです。
たしかに、そんな人たちからは距離をおきたくなりますよね。

異常なまでの「承認欲求」を少しでも楽にしたいという考え方が「アドラー心理学」です。

アドラー心理学といえば「嫌われる勇気」という言葉が印象的ではないかと思います。

・自分の人生は自分のものであって他人は関係ない

・コンプレックスを健全な状態に変えよう

・「自分にできること」「できないこと」を理解し、ありのままの自分を受け入れよう

といった考えの「幸せになるための心理学」です。

(引用元:英語部;承認欲求が強い人の特徴は?原因、なくす方法、「自己顕示欲」との違いは?「承認欲求」をなくす方法:https://eigobu.jp/magazine/shouninyokkyuu#heading-140186

メンタルケア学術学会教育指定校のTERADA医療福祉カレッジのコラム記事「アドラー心理学とは?」で詳しく紹介していますので、是非読んでみてくださいね!

「承認欲求」から解放されるためには、まず自分は「承認欲求」が強いということに気がつくことが前提です。
「人は人」「自分は自分」なんだと割り切って、自分の考えや行動を認めてもらえなくても、必要以上に傷つかないというメンタルの強さを手にいれることです。

つまり、「他人より優れていなくてもいい」という勇気を持つことが重要で、自分が承認欲求を持っていることを認識したうえで、それにとらわれすぎないよう気をつけることです。

承認欲求は誰しもが持つもの。しかし、「認められたい」気持ちをコントロールできていないと、人間関係を築くのが難しくなりえます。
承認欲求と上手に付き合う方法を、ぜひ模索していってくださいね。

出典


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この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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