笑顔のつくりかた

こんにちは!こころのサイエンス編集部です!

ようやく春が近づいてきたのにも関わらず、新型コロナウイルスなどの暗い話題に注目がいきがちで、つい気分も落ち込み気味ですが、そんなときこそ前向きさが大事なのかなとも思います。

最近、感情心理学の分野について学ぶ機会があったのですが、姿勢と感情には関係があるようで、屈身姿勢を取るとネガティブ感情に陥りがちになる、つまり前のめりになるような状態の場合、自ずと気持ちも落ち込みがちになってしまいます。

反対に、伸身姿勢の場合には、ポジティブ感情が生起しやすいとされています。
つまり、上を向くとその分気持ちも晴れるということです。
また、感情心理学の実験では、あえて作り笑顔をさせ、その後に観た動画に対してポジティブな感情を持ちやすい(お笑い番組などを観せた場合、笑顔で観た場合はよりそのお笑いを面白く感じる)、というデータもあります。

先日、友人の子どもたちと久しぶりに触れ合う機会がありました。
0歳児と1歳児なのですが、子どもたちの笑顔を見るだけで自然とこちらも笑顔になれ、普段のトゲトゲした気持ちも自然と消えていきました。
心のゆとりをもつことはとても大切なことなんだと改めて子どもたちに教えてもらいました。

笑いは健康長寿の秘訣でもありそうです。
笑うことによってNKキラーが活性化し、免疫力がアップします。
また、笑う機会がない人とほぼ毎日笑う人を比べた時、1年後の認知機能に3.6倍以上の違いが見られるそうです。笑うっていいことづくめですね。

笑えないときにこそ笑顔をつくってみてはいかがでしょうか。
ぎこちなくても、すこし気分を変えることが出来るかもしれません。

参考文献


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