三寒四温の季節、皆様いかがお過ごしでしょうか?

三寒四温の季節、皆様いかがお過ごしでしょうか?
「三寒四温」は、春ではなく冬の季語だそうです。(初めて知りました)

冬が終わり、温かい春が近づいてくる合図として、この言葉が使われます。
「三日ほど寒い日が続き、その後の四日間は暖かい日が続くこと」を意味します。
暖かくなったかと思えば寒くなったり、寒くなったかと思えば暖かいといったことが繰り返されることを表します。

ただ「三寒四温」は「三日寒い日、四日暖かい日」ということではなく、「寒暖の変化が定期的に起こること」という意味です。

以前、「春バテしていませんか?~春の身体不調編~」や「天候と心理の関係」でも記事を書きましたが、季節の変わり目では、体調を崩しやすくなるものです。
また、天気と人間の心理の関係についてTERADA医療福祉カレッジでは以下の通り紹介しております。

季節・天気によるストレス

私たちの身体は天気・天候がもたらす気温等の影響にうまく対応することができます。
しかし、急激な変化には、すぐに対応ができず、その結果、ストレスを感じてしまうことがあります。
寒暖の差が激しい日があったりすると、私たちの身体は外部の変化に適応できません。
そのため、気づかないうちに強いストレスを感じてしまうことがあります。
気温や気圧の急激な変化によって体調を崩す場合がありますが、これは、自律神経によるバランス調整が追いつかない結果でもあるのです。

引用:TERADA医療福祉カレッジ つぶやきコラム「天気と人間の心理の関係

体調管理を担う自律神経

自律神経は、拮抗的な作用をする「交感神経」と「副交感神経」からなり、交感神経は、エネルギーを使う時、つまり、身体を動かしたりする昼間に優位になる神経になります。

逆に副交感神経は、エネルギーを貯えリラックスする時に働く神経になり、身体を休める夜間に優位になる神経になります。

これらのバランスが乱れてしまうと、身体や心に様々な不調・症状が起こりやすくなってしまいます。このような症状が見られるようであれば、生活習慣の見直しやストレスの原因を考えることが必要です。

この時期に体調を崩さないためにも、夜の冷えに備えて上から羽織れるものを準備したり、ゆっくりお風呂に浸かり身体を温めるなどの冷え対策、バランスの良い食事、質の良い睡眠をとることが予防にも繋がります。

最近体調がすぐれないなと感じる方は、自律神経のバランスを整えるために、まずは規則正しい生活を意識してみましょう。

参考文献

  • こころのサイエンス2021.4.16掲載「春バテしていませんか?~春の身体不調編~」
  • こころのサイエンス2019.10.11掲載「天候と心理の関係」
  • 出典:TERADA医療福祉カレッジ つぶやきコラム「天気と人間の心理の関係」https://www.terada-medical.com/column/mental/weather_and_psychology/

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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