前編からの続き
講師より「主に芸術療法は自分でコントロールできない無意識が表出されてしまうので、トラウマを抱えている人や統合失調症急性期の人に導入すると、症状が悪化する恐れがあるので注意してください」と説明され、特別な訓練や経験を積まず、安易に心理療法を導入するのは危険なのねーとも改めて思いました。
そして、「現在、通信講座などで心理系の学習をすることが出来ますが、資格を取得したその後も自己研鑚を続けること、心理家は一生勉強です。
5年も経つとカウンセリングは一通り出来るようになりますが、自分の力を過信した時に痛い思いをするんです」とも仰っていました。
心というデリケートな部分を扱うためには、倫理的に行動すること、正しい知識を得ること、日々学習を続けていくことが重要なのですね。
心理学の研究をし、実践する中で、個人的に訓練や研修を受ける機会はそうそうないなーと実感しています。
また、文部科学省後援こころ検定®を主催しているメンタルケア学術学会®の年に一度のビッグイベント「メンタルケア学術学会®第17回学術大会」が行われます。
この大会は学会員の方だけではなく、一般参加も可能です(事前申込必要)。
さらに、中高生は500円で参加出来るとのことです。
普段、なかなか聴くことのできない心理学の著名な先生方のお話を間近で聴けるチャンスです。
わたしも実は毎年潜入しているのですが、毎回とても勉強になっています。
そして、もっと正しい知識を深めなければ、と毎年思います。
今年は10/19(土)20(日)に国立オリンピック記念青少年記念総合センターで2days開催されるとのことなので、わたしも早速申込しました。
メンタルケア学術学会®第17回学術大会リンクを貼りますので、ご興味のある方はぜひご確認いただければと思います。
https://www.mental-c.com/taikai17_06.html
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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