「オオカミ少年効果」とは?

まん延防止等重点措置がやっと解除されましたね。
ニュースで見ましたが、全国各地で賑わいが戻り始めているようです。 

ところで、みなさん「オオカミ少年効果」という言葉を聞いたことはありますか? 

イソップ寓話のひとつに、「嘘をつく子ども」という話があります。
「羊飼いと狼」や「オオカミ少年」というタイトルは聞き覚えありませんか? 

羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が来た」と嘘をつきました。
嘘とは知らず騙された村人たちは狼を退治しようと出てきましたが、徒労に終わります。
羊飼いの少年は面白がり、繰り返し同じ嘘をついたので、村人たちはそのうち反応しなくなりました。
そして本当に狼が現れた時には村人たちは羊飼いの少年を信用せず、誰も助けに来ませんでした。
そして村の羊は全て狼に食べられてしまいました。 

このように、嘘をつき続ける人は、たまに本当のことを言っても信じてもらえなくなります。
日頃から正直な言動をすることで、いざという時に他人から信頼や助けを得られるという教訓を示した寓話であると一般的には知られ、嘘を繰り返す人を「オオカミ少年」と呼ぶことがあります。 
★「うその心理学
★「ウソ発見器のウソと真実

コロナ禍で、何度も緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出され、「オオカミ少年効果」でその言葉の重要性が薄れてきているようにニュースを見ていて感じています。 

このような時だからこそ、怖がり過ぎず、しかし油断をせず。
いつまで新型コロナウイルスの流行が続くか分かりませんが、皆で予防をし、頑張ってこの時期を乗り切りましょう!  

皆さんの身の回りでも何か「オオカミ少年効果」だなと感じる出来事はありますか? 

参考文献 

 

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