季節の変わり目の春は体調不調が起こりやすくなる時期でもあります。もう上着はいらないかなと思っても次の日は上着が必要だったり、どのような服装にしたら良いか困りますよね。今回は寒暖差などで自律神経の働きが乱れて疲れが溜まる「春バテ」についてお伝えします。
「春バテ」とは?
春は寒暖差や新生活も始まるなど環境の変化のストレスで体調を崩すことを「春バテ」というようです。「夏バテ」はよく聞きますが「春バテ」を耳にする方は少ないかもしれません。今の時期は外出している日中の気温と、帰宅時の夜の気温差がかなりあり、気温の変化についていけず体調を崩しやすいですよね。
「春バテ」チェックリスト
- 理由もなく体がだるい
- 朝起きるのがつらい
- イライラして落ち着かない
- 寝つきが悪く眠りが浅い
- 食欲があまりない
- 呼吸が浅い気がする
(引用)ファンケル ヘルスケア特集 「原因は気候? 体力不足? 「春バテ」予備軍が増えています!」
「春バテ」の原因とは?
私たちの身体は体温を一定に保つよう自律神経が働いて体温を調節しています。寒暖差を感じた場合、自律神経が働いて自動的に体温を調節するという仕組みです。
普段は、自律神経の切り替えは緩やかに行われていますが、寒暖差が激しくなると頻繁に切り替わり、その結果疲労がたまります。
「春バテ」対策は?
- 体感気温差を小さくする 冷暖房を使用する際は、外気温とあまり差が出ないよう温度を調整しましょう。また、室温が頻繁に変わることも寒暖差疲労につながるので、一定の室温を保つよう意識することも必要です。
- 筋肉をつける 筋肉をつけることで、体内にある程度の熱を保つことができる。
- 食生活を見直す ショウガやニンニクなど血行を促進する効果が高いものを食べる。
- 自律神経のバランスを整える 不規則な生活をしない、お風呂にゆっくり入ることも自律神経を整える一つの方法です。
最後に
春バテの症状が見られるようであれば、生活習慣の見直しやストレスの原因を考えることが必要です。最近体調がすぐれないと感じる方は、自律神経のバランスを整えるために、まずは規則正しい生活を意識してみましょう。
参考文献
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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