もちに注意!

新年あけましておめでとうございます。
昨年もこころのサイエンスにご訪問くださいましてありがとうございました。
今年も心理や生活にまつわる小ネタを提供していきますのでどうぞよろしくお願いいたします!

さて、みなさんは今年はおもちを食べましたか?
我が家には大量のもち2キロがスタンバイしています(ちなみに消費期限は明後日です…)。
きなこやあべかわ、いそべ、お雑煮、ぜんざいなどなど、無類のもち好きとしてはとてもワクワクするのですが、この時期に特に気を付けたい“窒息”についてお伝えします。

“窒息”での救急搬送は年間を通して1月がダントツとのことです。
平成27年~令和元年の5年間でもちや団子による窒息での搬送人員数は463人、そのうち1月の搬送人員数は177人です(東京消防庁)。

特に高齢者や小さな子どもにはもちや団子などは細かく切って食べさせてくださいね。
飲み物と一緒に、ゆっくりとよく噛んで飲み込んでください。
それでももしも万一の事態となってしまったら、咳が出ている場合はそのまま咳をさせてください。
また、反応がある場合と反応がない場合で対応が分かれますので、気道異物除去の方法を確認してみてください。

日本医師会 救急蘇生法

明石市消防局 窒息の応急手当

※腹部突き上げ法(ハイムリック法)は妊婦さんや乳児にはNGです

とっさの時に慌てずに対処できるよう知っておいて損はないと思いますのでぜひご確認くださいね。

また、これから一段と寒くなるこの時期に気を付けたい、ヒートショック「冬場のお風呂は要注意!」についての記事もぜひご覧ください!

【参考】

STOP!高齢者の「窒息・窒息誤飲」 東京消防庁

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/stop/stop-old03.html


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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