これも心理学なのです!~テレビと心理学の関係~

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)をご覧になった方も多いのではないでしょうか?
日本時間で22日、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝戦が行われ、日本は3-2でアメリカに勝ち、2009年第2回大会以来、3大会ぶり(14年ぶり)の世界一となりました。

侍ジャパン優勝本当におめでとうございます!!!

テレビのニュースでもWBCに関する報道が多く、決勝が行われた22日に会社を休んだりした人も中には居るようで、日本が優勝した場合、ラーメン屋さんが3日間ラーメンを無料にするというイベントまで行われるとのことでした。
1次ラウンドからテレビの視聴率も高く、準決勝まで6試合連続40%越えという記録を出したそうです。

急ではありますが、そんなテレビと心理学には、少なからず関係があるのです。皆さん「セサミ・ストレート」というテレビ番組をご存じですか?

セサミ・ストリート(Sesame Street)

テレビと心理学の関係として有名なものとして、アメリカのテレビ番組である「セサミ・ストリート」ですが、実はこの番組はこころ検定3級第3章『教育心理学』の分野にも出てくるのですが、非常に重要なものなのです。
心理学辞典などにも教育心理学に関する用語として掲載されています。

家庭の経済的な事情などにより、発達に問題を抱えた子供たちがいました。
養育環境が恵まれない子供たちが学校に通う前の段階から言語や算数などの教育が受けられるように様々な教育をアメリカでは1960年代から教育プロジェクトが実施されています。

その一つが「セサミ・ストリート」というテレビ番組なのです。
番組制作にあたって、多くの教育学や教育心理学の専門家が関わり、教育と娯楽の効果的な融合を目指し、子供の注意を引きつける工夫が凝らされています。

最後に

このようになじみがある言葉にも、心理学の用語が使われて、身近なところに生かされているのです。日常生活と密着している学問である心理学は、気づかないうちに、身近なところに溶け込んでいます。

心理学に興味がある方・もった方はぜひこころ検定HPへアクセスしてくださいね!

参考文献


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
こころのサイエンス編集部の紹介はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!