水難事故に気をつけて

やっと福岡も梅雨明けが宣言され、本格的な夏がやって来たなと感じる今日この頃。
気温が高い日が続き、夏の暑さで体力も気力も奪われ、もうすでに筆者の身体が悲鳴をあげています。
皆さんも熱中症や夏バテなど、体調を崩さないように気をつけてくださいね。

さて、夏になると海水浴や川遊びなど盛んに行くようになると思いますが、気をつけたいのが水難事故です。
つい先日、福岡県内でも防波堤から海に飛び込んで遊んでいた男子高校生が亡くなり、夏休み初日に川遊びをしていた小学生の女子児童3人が川に流され亡くなる事故が起きて、今年は特に水難事故が多いなと感じています。

今回は注意喚起の意味も込めて、水難事故の防止について書きたいと思います。

先日の女子児童3人が亡くなった事故は、筆者の住むお隣の市で起きたことなので衝撃的で、親御さんの気持ちを考えると本当に胸が痛みました。
一緒に遊んでいた児童のメンタルケアもきちんとしていただきたいなと思います。
悲しい事故を防ぐため、消費者庁のホームページで紹介されている溺水防止の考え方を紹介させていただきます。

○子どもだけで水に近づかない、近づけさせない工夫を

○子どもが水に接する場合は、大人は目を離さず、手の届く範囲で見守りを

○水に関する危険と対処法を学習し、事前の準備を

消費者庁「子どもの水の事故を防ごう! -7月25日は「世界溺水防止デー」、予防策を再確認して行動を! -」より引用

おそらく子どもだけで川に行ってはいけないと言っても聞かないでしょうし、ずっと見守ることは厳しいでしょう。
ですので、行くのであればライフジャケットを身に着けさせる、膝下までの深さまでしか行かないなどルールなど決めること、溺れた時の対処法(たくさん息を吸って、ジタバタせずに浮いて待つ、友達が溺れても無理に助けに行かず必ず大人に助けを求めるなど)を教えておくことが重要だと思います。
あとは水難事故が多い場所を把握し、近づかないことですよね。

皆さんも気をつけて海水浴や川遊び楽しんでくださいね。

参考文献

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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