みなさん、こんにちは。早速ですが、風邪ひかれていませんか?
筆者は近頃の朝の冷え込みがとても辛く、布団から20分は出られません。
スヌーズがガンガン鳴っているのに起きられません。真冬になったらどうするだと思いつつ、重い体をひきずりながら身支度を整えています。
背中は丸まって体ごと縮こまっていると、そこには「寒い、ツライ」以外の感情はありません(ネガティブ)。
さて、姿勢と感情には関係があり、屈身姿勢(前のめりのイメージ)を取ると、ネガティブ感情に陥りがちになる、自ずと気持ちも落ち込みがちになってしまうそうです。
反対に、伸身(背伸びをするようなイメージ)姿勢の場合には、ポジティブ感情が生起しやすいといわれています。
つまり、上を向くとその分気持ちも晴れるということです。
また、感情心理学の実験では、あえて作り笑顔をさせ、その後に観た動画に対してポジティブな感情を持ちやすい(お笑い番組などを観せた場合、笑顔で観た場合はよりそのお笑いを面白く感じる)、というデータもあります。
笑いは健康長寿の秘訣でもありそうです。
笑うことによってNKキラーが活性化し、免疫力がアップします。
また、笑う機会がない人とほぼ毎日笑う人を比べた時、1年後の認知機能に3.6倍以上の違いが見られるそうです。
笑うっていいことずくめですね。
笑えないときにこそ笑顔をつくってみてはいかがでしょうか。
ぎこちなくても、すこし気分を変えることが出来るかもしれません。
例えば、休み明けの朝なんかは気分も重く「ダルい」と思われる方もいらっしゃるでしょうが(小声:筆者もです)、そんな時こそ背筋を伸ばして朝の挨拶から元気よくしていければよいですね。
参考サイト
健康長寿ネット 笑いの健康効果
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/warai-kenko/waraitokenko.html
アクセス日2020/11/04
参考文献
姿勢による感情経験および感情表出の変化
柴田 利男 北星学園大学社会福祉学部北星論集 38号
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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