コーヒーといえば、食後に飲んだり、目覚めのコーヒーというくらいなので、眠りから覚めた時に飲むイメージがありますよね。
眠気を覚ますために飲んだりする方も多いと思います。
コーヒーナップという睡眠法があるのをご存じでしょうか?
コーヒーナップとは、コーヒーとナップ(仮眠)を合わせた用語で、仮眠の前にコーヒーを飲むというものです。
例えば、食後にコーヒーを飲んで、30分仮眠を取るような感じです。
コーヒーを飲んで仮眠を取るとどのような効果があるのでしょう。
ヨーロッパではシエスタ制度(昼寝をする)があり、パフォーマンス向上のために導入されています。
昼寝をすることによって、仕事の効率が上がり、集中力や注意力が向上をするため、仕事の効率があがり、ミスや事故をなくすことにも繋がります。
アメリカの国立睡眠財団によれば、20~30分の昼寝が最も効果的だそうです。
コーヒーナップは、昼寝の効果にコーヒーの効果が加わります。
コーヒーには覚醒作用があるカフェインが含まれており、目覚めをすっきりさせてくれます。
カフェインの効果が現れるのは、大体15分~20分後ぐらいだそうです。
30分の仮眠だとちょうど目覚める頃にカフェインの効果が現れ、眠気が取れ、逆にすっきり目覚められるそうです。
記憶を確認するテストで、ただ眠るグループ、仮眠の後で顔を洗うグループ、光を浴びるグループ、コーヒーを飲んで仮眠したグループで比較した際、カフェインを取って仮眠したグループが、一番その後の学習効果が上がっていたという報告も上がっています。
昼食を終えた後、うとうとしてしまうことがありますよね。
そういう時は、眠気を我慢せずにコーヒーナップを取り入れてみてはいかがでしょうか?
私も試しにやってみたいと思います。
参考文献
- @DIMEアットダイム2021.04.21「専門家が解説!日中の強い眠気を効果的に減らすテクニック「コーヒーナップ」」
https://dime.jp/genre/1120833/
- Yahooニュース9/20(月) 17:31配信「コーヒー飲んで仮眠…話題の休憩法「コーヒーナップ」 専門店で記者が体験【長野発】」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8010bcbe66a57cfb206b0014ee70142bf4ac563?page=2
- ITmedia 2019年08月15日「仕事中の「30分の昼寝」で、パフォーマンスはどれほど変わるのか」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1908/15/news017.html
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
こころのサイエンス編集部の紹介はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でフォローしよう!
Follow @cocorokeninfo