有名な話ですが、私たちは一生のうち約3分の1の時間を睡眠時間に費やしていると言われています。
私たち人間にとって睡眠は、1日の疲れをとり、明日への英気を養う、なくてはならないものですよね。
しかし現代社会では、うまく寝付けなかったり、夜中に小刻みに目が覚めてしまったりと、いわゆる不眠に悩む人も多いといわれています。
不眠障害
ある調査によると、不眠を抱えている人は国民の5人に1人にのぼるそうです。
不眠、という言葉を聴くと、「夜寝つきが悪い」という症状が思い浮かぶと思いますが、実はそれ以外にも、眠りを維持できない、朝早く目が覚める、眠りが浅く十分眠った感じがしない、などの症状も不眠障害の症状の1つです。
不眠障害によって、十分な睡眠が取れないことが続くと、眠気やだるさ、集中力の低下などによって日々の生活に支障をきたしてしまうことになります。
それだけでなく、睡眠不足は様々な生活習慣病やうつ病などに罹りやすくなることもわかってきました。
今回紹介した不眠障害をはじめ、文部科学省後援こころ検定®2級の精神医科学基礎では、今回紹介した不眠障害をはじめ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や急性ストレス障害(ASD)など、今日耳にすることの多い症状ついても学ぶことができます。
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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