こころの不調？その症状、休日無気力症候群かも。

みなさんは休日どのように過ごしていますか？予定を立てて休日を満喫する方、休日は家でゆっくりと休息をとる方など様々だと思います。筆者はどちらかというと、平日に休日に何をするかスケジュールを決め、家事をしたりお出かけしたりと、普段はアウトドアな性格で休みを満喫していました。

しかしつい最近まで、休日になってもやる気ゼロ、何もせずに休日が終わったり、パジャマのまま一日ソファで過ごすことが増えた時期がありました。いわゆる『休日無気力症候群』、ここの不調だったのかもしれません。

今回はこの『休日無気力症候群』についてご紹介したいと思います。

休日無気力症候群ってなに？

休日無気力症候群とは、平日は活動的で仕事に行けているのに、休日になると何もやる気が起きず、無気力になったり、寝てばかりなどの無気力な状態が休日にだけ現れる状態のことをいいます。心身共に疲労感が募り、休日になるとプツンと糸が切れたように無気力になったり、この状態が悪化するとうつ状態に発展する可能性もあるそうです。

休日無気力症候群チェック　休日にこんな症状が出ていませんか？

休日にやる気が起きない
お昼過ぎまで寝ている（起き上がれない）
一日中ゴロゴロと寝ている
休日の夜は仕事が憂鬱になる
整理整頓ができなくなり、部屋が汚れる
休み明けは身体がだるい
月曜日が憂鬱（休日の最後は憂鬱）
出勤前に吐き気がする
頭痛や心身の不調がでる

休日無気力症候群になりやすい人の特徴

真面目で頑張り屋さんな人
真面目で頑張り屋さんな人は、周りの期待に応えようとして、ついつい頑張ってしまい自分を追い詰めてしまっているのかも
完璧主義な人
完璧主義な人は完璧を求めるあまりに、妥協（手抜き）ができずにエネルギーを使い果たしているかも
負けず嫌いな人
負けず嫌いなひとは、どうしても自分と周りを比べてしまい、劣等感を補おうと頑張りすぎているかも

休日無気力症候群の原因

（※Medical DOC「休日無気力症候群」の症状・原因・発症しやすい人の特徴はご存知ですか？より引用）

休日無気力症候群という病名は正式な病名ではなく、原因についてもはっきりとしたことは分かっていません。ただ無気力症候群の症状が休日に限って現れるということから、次のような原因が考えられます。
平日に仕事をし過ぎたことによるエネルギー不足
身体の防御反応が弱くなる
エネルギーの回復状態にある

平日に多く働くことでエネルギーを使い果たし、エネルギー不足に陥っていることが原因の1つに考えられます。また仕事や学業の時はあらゆることに対応できるようにストレスに対するホルモンがされ意欲の基となりますが、休日には分泌されにくくなり身体の防御反応が弱まります。ストレスに対するホルモンが分泌されないことなども含め、エネルギーの回復状態にあることが原因であるとも考えられます。

休日無気力症候群かもっと思ったら

いかがだったでしょうか？休日に無気力になってしまうなど、『休日無気力症候群』かもと思ったら、仕事や学校を休んででも、心身をしっかりと回復させてあげましょう。

梅雨入りが近いこの時期、天気だけではなく自分のこころも疲れてなんだかブルーになってしまうかもしれません。まずは日頃から生活習慣を整えて、規則正しい生活リズム（睡眠時間や食生活）を意識して自律神経を整えていきましょう。日光を浴びながらお散歩することで、「幸せホルモン」とよばれる“セロトニン”が増え身体と心を安定させる効果があるのでオススメです。