心理学は身近な場面で使われています!

「つい衝動買いをしてしまう」「青色を見るとなんか落ち着く」……など感じる方も多いのではないでしょうか。身近なところで心理学が活用されている事例が多くあります。

心理学は私たちの生活のあらゆる場面で活躍する「なくてはならない知識」だと筆者は思います。
そこで今回は身近な事例をご紹介したいと思います。

小学校の時の思い出「10回ゲーム」

例えば
Aさん「ピザって10回言ってみて?!」
Bさん「ピザピザピザ……ピザ!」
Aさん(ひじを指差しながら)「ここは?」
Bさん「ひざ!!」
Aさん「ひじでした~」

こんな遊びを小学校の時にやりませんでしたか?これはプライミング効果と呼ばれる心理学をうまく活用しています。プライミング効果とは、事前に見聞きしたことがその後の判断や行動に影響を与えることです。

「いま一番売れています!」は本当なのか?

よくCMなどで「今一番売れています!」のような文字を見かけるかと思います。
このようなキャッチコピーは顧客の購買行動を促進します。
多数の人が支持している物事に対して、より一層支持が高くなる現象をバンドワゴン効果といいます。
日常で目にする文言にも実はバンドワゴン効果が活用されているんですね~

衝動買いの心理

冒頭にも書きましたが、買うつもりがなくてもついつい買ってしまったという経験はありませんか?
衝動買いの心理についてはこちらで紹介しています。
買い物をすると楽しい気分になりますよね!
そうすると気分が高ぶり普段よりも購入してしまう傾向があるようです。
気分が思考に影響を及ぼす心理現象を、気分一致効果といいます。みなさんも気をつけましょうね~

「青」の効果

青色は人の副交感神経に作用し、精神を沈静化させる働きをしているのです。
逆に赤色は人の交感神経に作用して、精神を興奮させたり楽しい気持ちにさせたりします。
身近な活用場所では線路の踏切です。青い照明を当てることで、精神状態が落ち着き、自殺防止の効果があるということで取り付けられているようです。

最後に

身近に「心理学」が活用されているところがいっぱいあります!普段あまり意識することはないかもしれませんが、身のまわりには心理学の知識があふれています。これからは少しずつ身のまわりの事例をみつけて、心理学を楽しく学んでみませんか?

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参考文献


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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