甘いものの食べ過ぎにはご注意を!!

来月はバレンタインデーなので、スーパーや百貨店などではバレンタインデー用のチョコレートコーナーができていますね。
先日、覗いてみたのですが、おしゃれな形のものやチョコレートに絵が転写されていたり、色とりどりのチョコレートが並んでいて、見ていてるだけで楽しくなりました。
自分用にも欲しくなりますね。

さて、筆者はチョコレートなどの甘いものが好きでよく食べるのですが、皆さんはいかがでしょうか?
好んでいつも食べてしまう中毒性のあるお菓子などありませんか?
そのような中毒性のある食べ物や飲み物のことを「マイルドドラッグ」といいます。
今回は「マイルドドラッグ」について書いていきたいと思います。

「ドラッグ」と聞くと、違法な薬物を連想しがちですが、「マイルドドラッグ」は、「砂糖」、「塩」、「油」、「うま味調味料」などが高精製されて添加された食べ物や飲み物(例:チョコレート、清涼飲料水、ジャンクフード)なので、法的に規制されたり、違法なものではありませんので、食べても特に問題はありません。

しかし、食べ続けてしまうと脳に快楽を与えて中毒のような常習性を持っていますので、「あれが食べたくてたまらない」、「食べないとイライラする」というように依存状態に陥ってしまいます。
先ほどチョコレートの話をしましたが、チョコレートに含まれる「糖質=砂糖」もマイルドドラッグの一種で、食べ過ぎてしまうと「糖質依存」の可能性が考えられます。

砂糖には、幸せホルモンとよばれるドーパミンやセロトニンなどの分泌を促す働きがあるので、「甘いものを食べると幸せな気分」になり、この脳に快楽を与えられた状態が頻繁に続くと、脳が「快感を得るために甘いものを食べなければならない」という状態になってしまい、糖質依存を引き起こしてしまうのです。
糖質をとること自体は悪いことではないのですが、依存するほどの過剰摂取は肥満や糖尿病、動脈硬化症、脂肪肝、高血圧症、脳卒中などの病気にかかる可能性が高くなります。
食べても良いですが、食べる量はほどほどにということですね。

参考文献

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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