社会不安とメンタルヘルス

外出しづらい昨今ということで、社会不安と感染症に対するメンタルヘルス対策について、今回は記事を書いていきたいと思います。

マスク不足や卒業式等のイベントの中止、テーマパークの臨時休園、公立学校一斉休校要請など社会的混乱を引き起こしている。また、インターネットでデマ情報が拡散した影響で、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの買い占め等、社会を混乱させています。

「SNSとデマ」については、こちらの記事をご覧ください。

今回のような感染症の出来事は、個人レベル・社会レベルで心理・行動面に影響を与えています。WHOも、”Coping with stress during the 2019-nCoV outbreak(新型コロナウィルス流行時におけるストレスへの対処)”と題するパンフレットを公表しています。内容は、

・危機に直面したとき、悲しくなったり、ストレスを感じたり、混乱したり、怖くなったり、怒りを感じることは普通のことです。信頼できる人たちと話すことは助けになります。友人や家族と連絡を取りましょう。

・家に留まらなければならない場合は、健康的なライフスタイルを維持しましょう。適切な食習慣、睡眠、運動と、社会的なふれあいが大切です。家では家族と話し、同居していない他の家族や友人とはメールや電話で連絡を取り合いましょう。

・感情に対処するために、タバコやアルコール、その他のドラッグを使わないでください。感情に圧倒されたように感じたら、医療従事者やカウンセラーに話をしてください。必要に応じて、どこに行けばよいかや、身体面・精神面でどのように助けを求めるかをあらかじめ決めておきましょう。

・事実に基づく情報を得ましょう。適切な予防措置を講ずるために、リスクを正確に評価するための情報を集めましょう。WHOのウェブサイトや公的健康機関などの、信頼できる情報源をさがしてください。

・動揺すると感じる報道を見たり聞いたりする必要はありません。あなたや家族がそのようなメディアに触れる時間を減らし、気苦労や興奮を減らしましょう。

・以前に経験した困難を乗り越えるのに役立ったスキルを、今回の新型コロナウイルス流行という難局を乗り越え、感情をコントロールするために利用しましょう。

激しすぎる運動や睡眠不足は、免疫機能を低下させることは今では科学的常識であり、十分な睡眠や適度な運動、そして人とのつながりは、ウィルス抵抗力を高める最も効果的な習慣です。事実に基づく情報を得る、メディアに触れる時間を減らすというのは、情報過多の時代にとって重要なことです。

家に居る時間が長くなると、どうしてもテレビを見る時間が増えてしまいますよね。WHOのストレス対処パンフレットにもあるように、朝から晩まで危険と不安を煽るようなワイドショーばかり見ていては、精神的に不安定になるのも当然です。最近の若者はテレビをあまり見ないとはいえ、テレビの影響力は依然として大きいです。テレビ局は事実に基づく情報を提供することの重要性を再確認し、不安を煽るような内容の報道はやめていただきたいと思います。また、デマに流されず、真実に基づく情報を得るように皆さん心がけてくださいね。

出典:新型コロナウィルスと社会不安、メンタルヘルス

https://news.yahoo.co.jp/byline/nishidamasaki/20200301-00165332/

WHO、Coping with stress during the 2019-nCoV outbreak

https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/coping-with-stress.pdf?sfvrsn=9845bc3a_2

 

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