なぜミスをしてしまうのか

あなたは仕事上や私生活でミスをしたことがありますか?
ミスをしない人はいません。
人間なら誰しも大なり小なりミスをすることがあります。
ただ、あのミスが発覚した瞬間のドキッとする感覚は本当にイヤなものです…。

さて、人間の起こすミスのことを「ヒューマンエラー」といいます。
意図しない行為によって意図しない結果に至ったということです。
意図的に行った行為(手抜きや規程違反など)は「故意」によるものであり、意図的に行為を行う人はその行為が何らかの悪影響を及ぼすことが分かっているそうです。

一方、意図しない行為によってヒューマンエラーを起こした人は、自身のスキル・知識不足や思い違い・思い込みなどで結果として間違った行為をしています。
そのため、意図的な行為によって発生したエラーと意図しない行為によるエラーとでは対策法が異なってきます。
その原因に基づいて適切な対策を実施することで再発を防ぐことができます。

なぜミスは起こるのかについてですが、ヒューマンエラーの発生原因は12に分類されます。

  1. 危険軽視・慣れ
  2. 不注意
  3. 無知・未経験・不慣れ
  4. 近道・省略行為
  5. 高齢者の心身機能低下
  6. 錯覚
  7. 場面行為本能
  8. パニック
  9. 連絡不足
  10. 疲労
  11. 単調作業による意識低下
  12. 集団欠陥

が挙げられ、中でも疲労は大敵なので日頃の疲れは早めにとりましょう。

アメリカのハインリッヒが提唱した「ハインリッヒの法則」があります。
この法則は1件の重大事故の背後には29件の軽微な事故があり、さらにその背後には300件のヒヤリ・ハットがあるというものです。
重大事故や軽微な事故を防ぐためには、300件のヒヤリ・ハットをなくしていきましょうということです。

もちろんミスをしないことは大切です。
ミスをしてしまったら、なぜミスが起こってしまったのか振り返り、同じミスを起こさないように予防策を講じることも大切です。

こころ検定 受検申込受付中です!!!

お申込は公式HPから!

●文部科学省後援こころ検定2~4級

受検申込期間:2019年04月01日~2019年04月26日≪受付最終日は18:00まで≫

受検期間等はこころ検定試験一覧のこちらをご覧ください!!!こちらからこころ検定の申込ができます!


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
こころのサイエンス編集部の紹介はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!