新型コロナの影響で毎日マスクをつけているので顔がほぼ隠れているし、最近は休みの日に外出を控えていて、家にいるため化粧をずっとしていない気がします。
★「マスクがないと不安?~マスク依存症~」
私はメイクすることが大好きで、メイクをすると気分も上がるし、インターネットで化粧品を探したりして、次はこんなメイクしてみたいなと考えるだけでウキウキしたりします。
化粧をする方は分かると思うのですが、きれいにメイクできた時は、嬉しくてハッピーな気持ちになれますよね。
なぜ化粧をするのかというとやはり外見を気にするからではないでしょうか?
化粧をすることによって血色がよく見え、健康そうに見えますよね。
学生の時は化粧ができないため、冬になると血色が悪くなって青白く見えるのが本当に嫌でした。
化粧は魅力を向上させるための重要な要素になります。
ハーバード大学のナンシー・エトコフ氏のグループが、外見的な魅力を向上させるためにはどのようなメイクが効果的なのか検証を行っています。
20歳から50歳のすっぴん顔、ナチュラル顔、濃いメイクであるグラマラスメイク顔の写真を人に見せて、その魅力度・好感度・信頼性を評価させました。
結果、メイクが濃くなるにつれて魅力度は増加するということで、グラマラスメイクの時に魅力度が最も高まりますが、好感度と信頼性はナチュラルメイクの時に最も高まることが分かりました。
メイクは時と場合を考えて使い分けないといけないということですね。
また、オールド・ドミニオン大学のトーマス・キャッシュ氏の実験(すっぴん状態とメイクをした状態で自分の顔に対する満足度を9段階で評価させる)によると、メイク後はメイク前に比べて、自分自身の顔への満足度が高まり、自分の顔を魅力的だと思う程度が大きく上昇することが分かっています。
自分自身に対して自信を持つことができるようになるということですね。
最近は暗いニュースを見ることが多く、気分的に沈んでしまうことが多いので、化粧をして気分を上げるのも良いかもしれませんね。
★「顔の心理学」
参考文献
創元社 「心理学ビジュアル百科 基本から研究の最前線まで」 越智啓太編
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
こころのサイエンス編集部の紹介はこちら
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