子どもたちの未来

皆さんは現在、この日本国内で自分の生まれた家庭で養育されていない子どもはどのくらいいるかご存知でしょうか。保護者のない児童や虐待を受けた子どもなど、家庭環境上に養護を必要とする児童などの数は約4万5千人といわれています。想像を超える数に驚いたのですが、また、社会的に養護を必要とする児童への支援施設や取り組みもさまざまなものがあることを知り、自分の無知さを痛感しました。

子どもは”なるべく家庭において養育されるべきである”という家庭養育優先原則に基づいて、国はより家庭に近い環境での養育を推進していますが、現在、社会的養護を必要とする児童のうち、9割は支援施設に入所しています。

そこで今回は“家庭と同様の養育環境”である「里親制度」について調べてみました。里親制度は「里親」といってもさまざまな種類に分類されています。

里親は「養育里親」「専門里親」「養子縁組里親」「親族里親」の4つにわけられており、それぞれに認定要件があります。また、里親になるためには、実習を含む里親研修を受け、里親名簿に登録される必要があり、5年ごとに更新研修を受講し、登録の更新をする必要があります(専門里親は2年ごとの更新となります)。

・養育里親…養子縁組を目的としない、家庭に戻るまでの児童を養育する

・専門里親…虐待された児童や非行等の問題を有する児童、障がい児などの専門的ケアを必要とする児童を養育する

・養子縁組里親…養子縁組を前提として児童を養育する

・親族里親…実親が死亡、入院や病気などで児童を養育できない場合に、祖父母、叔父、叔母などの親族(3親等以内)が児童を養育する

また、季節里親や短期里親もあります。

「里親養育包括支援(フォスタリング)事業」というものもあり、これは里親になる前の研修から委託児童とのマッチング、里親委託後の支援や家庭訪問などを通じて里親を一貫して支援していくための制度です。

ぜひ、気になられた方は「里親制度」について調べてみてくださいね。

参考資料:

社会的養育の推進に向けて

令和2年10月厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/syakaiteki_yougo/index.html

参考サイト:里親の種類と要件 公益財団法人全国里親会

https://www.zensato.or.jp/know/s_kind アクセス日:2020/12/16

 

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