最近あっという間に1日が終わり、気が付けばもう今年も残り2か月を切りました。1年が早く感じますよね。
小中学生の頃は1年間が長く感じていましたが、年齢が上がっていくにつれ、1年が早く過ぎるように感じます。みなさんも同じようなことを思ったことはありませんか?
この現象をフランスの哲学者・ポール・ジャネが考案した「ジャネーの法則」というものです。以前もお伝えしましたが、今回も時間の進む速さに関する法則「ジャネーの法則」について記事を書いていこうと思います。
長く生きれば生きるほど、今までの人生と比べて1年の長さが短くなっていくために、体感的に時間の進むスピードが早くなっていきます。
ジャネーの法則による計算ですと50歳の人にとって1年の長さは人生の50分の1にしかなりませんが、5歳の人にとって1年の長さは人生の5分の1になります。
つまり、体感的に流れる時間のスピードは、「50歳の10日=5歳の1日」ということです。
5歳の人が「あー1日が過ぎたなー」と思っているうちに、50歳の人は「あー10日が過ぎたなー」と思うというわけです。恐ろしいですよね。
ジャネーの法則で明らかなように、人間は、年齢が高くなるほど体感時間が短くなります。
常に若々しい状態を保つためには、新しいことへ挑戦して、脳を活性化させることが必要です。
あるべき姿に向けてチャレンジ・行動して、新たなきっかけ・景色を発見しましょう!
タイミングを逃して後悔することのないよう、今できること・今やりたいことは少しずつでいいのでやっていけば、きっと楽しい未来が待っていますよ!
ジャネーの法則は「こころ検定4級公式テキスト」の第2章「認知心理学」の範囲で69~70ページに書かれています。是非、興味があれば勉強してみてくださいね!
“こころ”のメカニズムを理解することにより、ストレスの予防、セルフケアを行えるよう、この“学びの秋”に是非「こころ検定」の公式テキストを使って、学習を始めてみませんか?
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【以下記事から再掲・一部改変】
・こころのサイエンス/大人になると時間が過ぎるのが早い
・こころのサイエンス/年を重ねるごとに、一年が早く感じませんか?
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/1a60ae1b3da735ad55473e29564ed0a3f4deef47
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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