11月に入り季節は晩秋となったかと思うと夏に戻ったかのような気温の日もあり、今シーズンは服装に困りそうです。普段ならコートの出番も出てくるころですが、今年は半袖の出番もありそうな11月のスタートになっています。
大学受験生にとってはラストスパートの時期でもあります。ひと昔に比べて、現在の大学入試では総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜(旧推薦入試)など入試方法が大きく変わりました。すでに総合型選抜の合格発表がされている大学もあるようですね。
大学入試出願の際に必要な「調査書」ですが、高校の教員が作成し、各生徒の成績や活動などについて書かれています。今回は令和7年度(2025年度)入試から変更になる点について紹介したいと思います。
現在の調査書の項目
1.氏名、現住所、学校名、入学した年、卒業見込みの年
2.各教科・科目等の学習の記録
3.各教科の学習成績の状況
4.学習成績概評
5.総合的な探求の時間の内容・評価
6.特別活動の記録
7.指導上参考となる諸事項
8.備考
9.出欠の記録
となっています。
(参考、抜粋:文部科学省 令和7年度大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告)
「7.指導上参考となる諸事項」の細分化
「7.指導上参考となる諸事項」の中で現在下記(1)~(6)に分類されていています。
(1)学習における特徴等
(2)行動の特徴、特技等
(3)部活動、ボランティア活動、留学・海外経験等(具体的な取組内容、期間等)
(4)取得資格、検定等(専門高校の校長会や民間事業者等が実施する資格・検定の内容、取得スコア・取得時期等)
(5)表彰・顕彰等の記録(各種大会やコンクール等の内容や時期、科学オリンピック等における成績、時期、国際バカロレアなど国際通用性のある大学入学資格試験における成績・時期等)
(6)その他(生徒が自ら関わってきた諸活動など)
上記のように項目ごとに記載しなければいけなく、高校教員の負担が大きかったそうです。令和7年度からは作成する高校教員や調査書を受け取る大学側にとっても負担を軽減するために、学年ごとに記入欄が設けられたシンプルな形式に変更の予定となっています。
文部科学省からは、「要点を箇条書きするなど、その記載事項を必要最小限にとどめる。」との指示がなされています。
「7.指導上参考となる諸事項」の項目で資格・検定の取得をアピールしましょう!
各大学の入学に関する評価方法で、資格・検定の取得も評価としてみる大学が増えています。
「こころ検定」の資格を取得することで、入試に優遇されることもあるので、是非「こころ検定」の資格を取得し、大学受験に生かしてみましょう!
「こころ検定」取得者の入試における活用校一覧はこちらで確認をしてみてくださいね。
まずは自分自身のこころを理解し、そして周りのこころも理解できるよう是非とも「こころ検定」を学んでいただきたいです!
参考文献
- 【大学受験の仕組み】「調査書」とは? 25年度からの変更する様式も解説https://news.yahoo.co.jp/articles/ca61f9810d1f4fa45beeaa42874717ffd2920e80
- 文部科学省 令和7年度大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告https://www.mext.go.jp/content/20210729-mxt_daigakuc02-000005144_3.pdf
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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